不妊治療のお勉強(おススメ図書) | MaMaUsakoの妊活カルテ(治療終了)

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ベビ待ち10年。
2015年11月12回目の移植で人生初の妊娠、不妊クリニック卒業後9W流産。
赤ちゃんは15トリソミーの男の子でした。

生殖医療についての本を昨日、図書館で読みあさっていた訳ですが


その中でも、ほしいなと思ったのは

「体外受精ガイダンス」 荒木重雄著 医学書院 2006年 7560円

「不妊治療ガイダンス」 荒木重雄著 医学書院 2003年 6300円

「生殖医療ガイドブック」 日本生殖医学会編 金原出版 2010年 10500円

「不妊ケアABC」 鈴木秋悦編 医歯薬出版株式会社 2005年 3780円


「不妊ケアABC」は、比較的安くて、内容が充実していたので、即買い。

解剖から、ホルモンの事、治療の事、Q&Aまで内容充実です。

おススメです。

ただ、2005年発売なので、内容に注意しないといけません。


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医学書は鮮度が命。

5年もたつと、ちょっとヤバイ。


この本の中には、体外受精で「受精卵の移植は3個まで」と書かれているのですが、今は違います。


日本生殖医療学会のHPでは、2007年に「多胎妊娠防止のための胚移植数ガイドライン」というのが出ていて

  1. 体外受精などの胚移植においては、日本産科婦人科学会の見解どおり、移植胚数を3個以内とすることを厳守する。
  2. 多胎妊娠のリスクが高い35歳未満の初回治療周期では、移植胚数を原則として1個に制限する。なお、良好胚盤胞を移植する場合は、必ず1胚移植とする。
  3. 前項に含まれない40歳未満の治療周期では、移植胚数を原則として2個以下とする。なお良好胚盤胞を移植する場合は、必ず2個以下とする。
  4. 移植胚数の制限に伴い、治療を受けるカップルに対しては、移植しない胚を凍結する選択肢について、各クリニックにおいて必ず提示することを求める。

と書かれています。


※参照

http://www.jsrm.or.jp/guideline-statem/guideline_2007_01.html


そこでやはり、学会が定期的に改変して出版している「生殖医療ガイドブック」がほしくなるのですが、 10500円というババ高。

そして、これは、白黒で、文字が多くて、読みやすいとは言えない。

図書館には、2007年のものしかおいてなかったので、コレも買うか・・・。(まだ決断してない)


「体外受精ガイダンス」「不妊治療ガイダンス」も、オールカラーで、ほとんどがQ&A方式で、患者さんが読むことも意識して書かれているのでとても魅力的。ですが、やはり発行年が気になります。


昨日は、10冊ぐらいの本を積んで読んでいたのですが、どれも、これも、「未解明」「これからの課題」と言った言葉が目立ちました。生殖医療はまだまだ未知の世界が多いんですね。


図書館にはありませんでしたが

「コメディカルARTマニュアル」森 崇英 , 高橋 克彦 , 久保 春海 永井書店 2006年 8925円

というのも気になります。


「ケア」とか「コメディカル」とかいう言葉が入っていると、医師向けではなく、看護師、薬剤師、栄養士さん向けなので、内容がやさしくなるんですね。狙いです。



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