不妊治療のブログを書いている人が多いので、私も書くことにしました。
今後、不妊治療を受ける人が参考になるかな。
そして、社会にこのことを認めてもらいたい。
大変なんです。
金銭的にも、精神的にも、肉体的にも、仕事があれば、社会上の段取りも。
私が不妊治療を始めたのは2009年。結婚2年目。
最初はタイミング療法でした。
当時33歳だった私に「若いからすぐに妊娠しますよ」と先生が言いました。
けれど、一年たっても妊娠しません。
2010年春から人工授精を始めました。
5回しましたが、妊娠しませんでした。
先生から体外受精の話が出ました。
夫と、全ての説明を聞きました。
医師の診察を受ければ後は、具体的な日程を組んで体外受精!!
のはずだったのですが、私は2010年春ごろから、やたら内出血する。採血した後が5日後ぐらいに再内出血する。卵巣出血もした。なんだか、私、出血傾向があるんじゃない???と思って、血液内科を受診していた所でした。
血管が弱いだけか、出血時間が延長していたのでめったにない病気だけれど「フォンウィルブランド病」かもしれない。ということで、採血していて結果待ちの状態。
それを不妊クリニックの先生に伝えると、「血管が弱いのはなんとかならないのか?フォンウィルブランド病なら、体外受精は出来ない。怖いなぁ。」と言われました。
血管弱いだけに違いない。なんとかなるだろう。
と軽い気持ちでいたのに、結果は、フォンウィルブランド因子活性42%(正常値60~150%)
とても珍しい病気らしく、先生もどうしていいのかわからない。
とりあえず、「体外受精は無理」「出血多量で死ぬで」とだけ。
諦めきれず、調べに調べました。
奈良の大学病院がこの病気の患者さんをたくさん診ている事がわかり、教授先生の元へ。
大学病院での採血では因子活性は60%ぐらいあり、「普通に体外受精できる。けれど、もし出血したら特殊な血液製剤が必要」と言われ、今度は、この薬が常備されていて、体外受精をやっている病院探し。
ありました。
大学病院で体外受精が出来る事になりました。
奈良の大学病院での寸前の採血で因子活性が48%。 ちょっと低いので、コンファクトF2000単位で補充療法をしてから採卵することになりました。(50%あれば、一応、血は止まるらいしです。普通の人は100%ぐらいあります)
2月3日 病院受診
2月8日 月経開始
2月10日 月経3日目の受診。採血、内診で卵胞を確認。
2月15日 月経8日目の受診。採血、内診で卵胞を確認。右に10ミリの卵胞あり。
2月17日 月経10日目の受診。 採血、内診で卵胞を確認。右に16ミリの卵胞。
2月20日の採卵が決定。だけれど、このままだと、月曜日を待たずして排卵してしまいそうだから。と、
セロタイドを腹部に皮下注射、HMGを何単位だろう。肩に筋肉注射。
2月21日 午前中に病院でセロタイドと、HMGの注射
21時にHCG5000単位を自己筋肉注射。
自己注射、出来るのか?とドキドキでしたが、注射器と、アンプルを手に持った瞬間、ナースモードになり、冷静に客観的に自分の大腿部にグサッと、普通に打てちゃいました。一般の人だったら、注射器もって、アンプルもった段階で、ドキドキがますますドキドキでしょうね。私は、逆に落ち着いちゃった。
明日を待つのみ。排卵してしまっていないか、採卵は痛くないのか、ちゃんと受精するのか・・・・。
そして、20日の診察で子宮内膜が6ミリと薄く、このままだと着床しないだろうから、卵が受精したとしても、一旦凍結して子宮内膜の状態がいい時に戻す事を考えていると言われている。
最終決定は明日。
果たしてどうなるのやら。
初めての事だらけで緊張です。ドキドキドキドキ。