見ました、その後読みました「悪人」。

響く人と響かない人がバッサリ分かれそうな作品でした。

ちなみに、私はうなだれるほど響きましたw

最初に映画を見たんですが、光代が土砂降りの雨の中、自転車をこぐシーンが自分と被って

物語序盤中の序盤で涙目、っていうか泣きました。

だって髪型とか服装とかも何となく似てるんだもんなぁ

あー私は小説に登場するとしてもこんな冴えない立場なのね、と心は既に HP3/70 位の瀕死の傷を負いました。

見終わってからはなんだか足元がおぼつかなかったですw

映画を見た2日後に原作を読んだのですが、原作を先に読むべきだったなと、激しく後悔しています。

登場人物が完全に固定してしまって、なんだか余裕のない読み方になってしまいました。

でも、私にはないもの、手に入れるのを恐れているものに満ちていて、とても読んでいておもしろかったです。




ここからは独白として綴ります。



もしかしたら今、ないと思ってるものは、本当は自分の中にちゃんとあって、

私が直視したり、手を触れたりしていないだけなんだろうか。

今、苦しいという感覚を人に知られたくないと思っているあたり、得るのはもとより、触れるなんて、あとどの位遠いのかなんて見当もつかない。

共感が罪の親にも、人の親にもなれるなら、まだ私には遠すぎる。

多分神様が決めた乱数の中で偶然私が生き物として、人間として生まれた。

それは、自分を確立しようと必死な神様の意思ではない。

私はたまたまこのように生れついた。ねぇ、そうなんですよね?