センバツ決勝戦簡易展望 | スポーツを語ろう-ZE!!

センバツ決勝戦簡易展望

前評判の高いチームが序盤で次々と敗退したこともあっていささか盛り上がりに欠けた感のあった今センバツだが…準々決勝あたりから接戦、逆転が相次いだこともありここへ来て俄然面白味を見せてきた。

ただ、私自身は正直今センバツは都合もありほとんどネットでしかチェックをしていないためあまり正確な展望ができるかと言うと正直自信はないのだが…(苦笑)とりわけ決勝に残ったにチームは先日の準決勝での戦いが両チームのチームカラーを象徴したような戦いだったような感じがしたのでその分展望がしやすくなった陽に思えた。

まず習志野。このチームの決勝進出を意外に思うファンはやはり多かったのだが…実際チーム全体に力強さはさほど感じない。
むしろ…昨日の試合も序盤にして3点のリードを許しながらじわりじわりと追い上げ逆転…チーム全体に物凄く粘り強さを感じる。そのスコアからも感じるが、もしリードを許しても3点くらいのビハインドでは相手チームにとってセーフティリードといえるかどうかは疑問ではないかと言う気がする。
加えて、ここぞと言うところでダブルスチールを決めて相手をしっかり揺さぶるなどチーム全体が野球の進め方を知っているような感じがある。つまり試合巧者というわけだ。ディフェンス面でも強力なエースピッチャーがいながら基本は継投。
スモールベースボールの申し子、という感じがある。

これに対して東邦は石川という絶対的とも言えるエースを軸に試合を組み立ててきた。そして昨日の準決勝でも序盤はエースの好投で凌ぎながら、後半相手投手にタイミングが合い始めると一転してホームラン攻勢。長打力のある打者も揃っており、こちらは正統派とも言える「力で勝ち上がったチーム」という感じがある。
つまり「力の東邦、技と粘りの習志野」という対立構造がものの見事に出来上がるから面白いのだ。
ただ、力強さを感じる分やや東邦に分があるか…というイメージもあるが、全試合フルイニング、ということでなくとも昨日の準決勝で完投した東邦・石川に対し、この日も結果的に継投に成功し、エースが3イニングしか投げていない習志野にも有利な面は多々ありそうだ…

ファンが楽しみにしている「ブラバン合戦」。これもなかなか興味深いところ。

共に決して優勝候補の呼び声が高かったとは言えない両チーム…千葉県勢初、そして久々と思われる公立校の全国制覇の期待がかかる習志野に対して「平成の最初と最後のセンバツを共に東邦が飾るか?」というキャッチフレーズから話題性も満載だ。

プレーボールまであと一時間を切ろうとしている。

平成最後のセンバツを締め括るのに相応しい好ゲームを是非とも繰り広げてほしいものだ。

Rocky