メジャー情報:ワールドシリーズ第1戦
AT&Tスタジアムで行われたプレーオフ・ワールドシリーズ第1戦はサンフランシスコ・ジャイアンツが11-7でテキサス・レンジャーズを下して本拠地にて先勝した。
ジ軍がリンスカム、レ軍がクリフ・リーという予想通りのエース対決だったが、やはり百戦錬磨のエースといえど大舞台での緊張は隠せないのか、それとも相手打線の調子がよすぎるのか(それでも悪条件があるなら悪条件があるなりに試合をまとめるのが真のエースではあるが)両先発とも序盤で仲良く2点ずつとられた。動画でみてないため正確な状況はこちらとしても把握できてないが、二人とももし緊張により今ひとつ力を出し切れないがゆえのこの展開…であるならば、いうまでもないことかもしれないがそんなときは得てし先に自らのペースを乱した方が大崩れして試合を修復不可能なまでに壊してしまうものだ。
果たしてこの「エース緊張我慢合戦」は苦しみながらも頑張ったジ軍リンスカムに軍配が上がり、恐らく調子をつかみきれていなかったであろうレ軍のリーをジ軍打線が打ち負かして完全に試合の主導権を握ってしまった。中盤5回に3点をとってリーをKOしたジ軍打線はレ軍の後続投手からも3ランなどを打ち込んで差を広げて一時はワンサイドゲームの様相すら漂わせた。それにしてもレ軍エースのクリフ・リーはプレーオフ通算8戦目にして初の敗北と聞くが、このような最悪の形でKOされてプレーオフ初黒星を喫したことが今後どのような波紋をレ軍に与えるのだろうか…
一方ジ軍のエースリンスカムも調子をつかめないまま早いイニングでマウンドを降りた。チームも一時は10点近くも差をつけていながら終わってみれば勝利はしたもののこちらも後続投手が打ち込まれて終盤追い上げられ、11-7とややヒヤヒヤ気味の展開。ただ、これで両チームとも打線は完全にシリーズモードに入ったのではないか。
こうなるとまずローテーションの2番手以降のピッチャーでシリーズ全体の流れがある程度決まることはいうまでもあるまい。が、2勝2敗などの五分五分に近いペースでいった場合はやはりエースの出来が鍵を握る。
本日は先発をつとめた両エースが恐らくワールドシリーズ開幕の重圧に押しつぶされてのことと思うが不本意であろう形で早々にマウンドを去った。これを「代え時がやや早かった」とみるべきなのか、あるいは「悪いイメージが残る前に交代したのが功を奏した」となるのか。または上記の狙いが裏目にでるのか実際には判断ミスもあるのに意外な¨怪我の巧妙¨気味の思わぬ収穫でも手繰り寄せることにでもなるのか…
いずれにしても両者にとっては次回登板が仕切り直しとなるわけだが、それまでに二人がメンタルコンディションをどこまで修正できるのか、それともこれをズルズルと引きずるのか…先述したとおり二人の再登場までの展開にもよるものの、エース二人のメンタリティーがシリーズの行方にかなりの影響を与えかねない重要な要素の一つには十分なりそうだ。