FB:さらば、哀しみの優勝投手-7 | スポーツを語ろう-ZE!!

FB:さらば、哀しみの優勝投手-7

その後、石田投手は早稲田に進んだ。実力を出し切れないまま1年で中退したようだが日石に進んだ後大洋(現横浜)に入団。現役時代は1勝どまりだったが引退後は打撃投手として下からチームを支えた。人望が厚く相当なプロ意識で取り組んでいたと聞いており、現主砲の村田などはかなりお世話になったそうである。
だがそれも酸いも甘いも濃密に詰まった高校時代の経験が生かされ、支えとなっていたのだろう。

病の床についてからも絶えずテレビ観戦しながらナインのことを気にかけていたという。

石田大也(ともや)。本名文樹(ふみき)。享年41歳。

同期入団の石井琢朗は涙ながらに石田さんの背番号88のついたTシャツをきて練習に臨んだという。そしてナインはユニフォームに喪章をつけてプレーした…

石田さん、心より
御冥福お祈り申し上げます。

天国で、今度こそ楽しい野球を追求して下さい…
スポーツを語ろう-ZE!!-080719_1524~01.jpg
プライドを持てる高校3年間…
思い出はいつまでも輝いている…

(この記事作成中、たまたま見つけた写真である…
天国の石田さんが見つけてくれたのだろうか…と思ってしまう…)