この業界、初めましてのご挨拶の際必ずと言ってもいい程尋ねられる
「パチンコ派ですか?パチスロ派ですか?」の2択。
そしてこの問いに対し
「専らパチスロ派です」
が私の常套句なのだが、ここに来てそのアンサーに自ら首を傾げている…
端くれたりとてこの業界に携わる者として「パチンコ・パチスロ界を盛り上げていきたい」と豪語しているのにそれはないんじゃないか…?怠慢なのでは…?もっとパチンコも愛すべきでは…?
そんな自問自答から近頃パチンコの勉強を改めてスタートした私、ぱちタウンエンジェルスの橘アンジュが“パチンコのここが苦手なのよ”という視点も踏まえつつご紹介しますこの度の最新機種は
2019年2月導入予定
『CR CYBORG009 CALL OF JUSTICE』(ニューギン)
009シリーズ約4年2ヶ月振り、満を持しての登場。
演出やサブ液晶付きの筐体等、前作に当たる『CR CYBORG009 RE:CYBORG』を継承しながらも、大きな違いとしてライトミドルからミドルへと変更になっている。
そして今回最大の変化はV確転落タイプになったことだろう。
この“転落タイプ”というワードにみるみるやる気を無くす人もいるかもしれない。
そう、私です。
何を隠そう、いや隠しちゃいないんだけど、私転落タイプとの相性が非常に宜しくない。
009と同じくニューギンの転落タイプ『CR真・花の慶次2』では何度泣きを見たことか。
どうして1/319を引くのにあんなにも苦労して、1/270はアッサリ サックリ引けちゃうんでしょう。個人的パチンコあるあるのひとつ。
パチンコとアンジュ、こうやってどんどん心の距離が開いてきたんだよなあ…
しかしそんな同士に朗報!
なんと本機は転落確率が約1/555.38とかなり大きい分母なのである!
これなら転落タイプど下手くそな私でも早々引くことはないんじゃないでしょーか!
また高確率時の大当り確率は約1/129.77。
これは先程も引き合いに出した『CR真・花の慶次2』の約1/145よりも誤差程度ではあるが軽い仕様。
確変突入率はヘソは65%、電チューが80%。
つまりは確変『加速RUSH』中に1/555の転落を回避し、1/129の大当りを引き、振り分け80%の確変を取り続ければ終わることはない!
はず!
大勝利への道筋は想像出来たぞ!
では、一気に期待が膨らんできた所で実際に打っていきましょう!
ニューギンのV確転落式スペック集大成を見せてもらおうじゃないか!
とまァ、意気込みましたが先ずは1/319を引かねばお話になりません。
先は長いかなと打ち始めて約20回転程
え?開始から5分足らず、本機4大演出のひとつ『ジョー保留』がもうきちゃった…
パチンコあるあるその2。嬉しいはずの熱い演出も到来が早すぎるとそれはそれで何故か困惑する。
実戦来店でオスイチでもやろうもんなら
「おまえ!ボタンだろ!裏で店長ボタン押してるだろ!」
とおじいちゃんから責められたこともある…
そんな便利なボタンがあったら世の中のパチンコ・パチスロライターは今頃みーんなして聖職者みたいな顔してるよおじいちゃん。
盤面右下の当該保留にジョーが表示される。信頼度は赤保留より上。
前作の『9大加速演出』が全て信頼度50%超えとアツかっただけに、今作の『加速4大演出』もいずれかが発生した時点で恐らく激アツと言えよう。
開始早々やってきたこのチャンスを物に出来るのか。少々のプレッシャーを感じながらも演出を見守っていると、ジョー保留と同じく4大演出の『超暁ZONE』までもがやってきた…!
こちらは中図柄に超暁ZONE図柄停止で突入&擬似連継続だ。
4大演出のうちの2個が発生。これは期待してもいいのでは…
と思っていると、009シリーズお馴染みの『加速装置』も発生!
これで4大演出中3個が絡む激アツリーチとなった。
その後カットインは金までステップアップし…