正しい呼吸と運動の話Ⅱ18 運動に仕組み 神経科学から運動を見てみよう 脳と身体の本当の関係② | 姿勢改善トレーニングSTUDIO BE FREE  パーソナルトレーナー 吉田昇平

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前回の『正しい呼吸と運動の話Ⅱ17』から「神経科学から運動を見てみよう!」というテーマでお送りしています。

まだ読んでいない!という方はこちらからどうぞ( ^-^)_旦~


その中で「身体と脳の関係はインターフェースとコンバーターの関係であり、身体から入力された感覚情報を脳で計算して、運動という形で出力している」というお話をしました。


今回も引き続き、脳と身体の関係についてより詳しく見ていきたいと思います!



●姿勢制御のメカニズム


前回の記事で運動における脳と身体の関係についてお話ししてきましたが、これは姿勢についても同じ事が当てはまります。



「姿勢を維持する」というのも運動の1つだからです。



私たちが姿勢を維持するメカニズムはイラスト①のようなイメージです。




①目から得られる視覚、耳の奥の三半規管から得られる前庭覚、筋肉や関節などのセンサーから得られる体性感覚など、身体の感覚器官から入力された感覚情報が脳に伝達される。



②脳は身体の感覚器官から入力された情報を元に、「現状を認識する(自分がどういう場所に立っているのか?暗いところか、明るいところか?平らな場所か、傾斜がある場所か?など)」。



③そして脳は感覚情報を統合し、全身の筋肉に適切な姿勢を取るように命令する(重心の位置など)。



●「背筋を伸ばしなさい」という指示や「姿勢矯正ベルト」は意味が無い!?

ここまでお話ししてきた通り、姿勢というのは身体の感覚器官からの情報を脳が統合して作り上げているものです。

ということは、言い換えるとこの感覚器官➡脳の神経システムを無視しては悪い姿勢を直す事はできない!ということです。


例えば、猫背の人に

「背中が丸まっているよ?背筋を伸ばしなさい」


と指示をしたり


「私は猫背だから・・・」


姿勢矯正ベルトを使用するなど。


確かに一時的には姿勢は良くなったように見えるかもしれません。しかし、無理やり背筋を伸ばしても5分も経たずにまた猫背に戻ってしまいますし、


矯正ベルトを外せば、また背中は丸まってしまいます。


なぜなら、どちらも感覚と脳を無視したやり方だからです。


次回の『正しい呼吸と運動の話Ⅱシリーズ』でもさらに姿勢と感覚、そして脳との関係について見ていきたいと思います。