阪神は広島に8日は6対1、9日は3対1、10日は6対3で3タテして、チーム11連勝を決めました。
8日は阪神先発の才木が5回を6安打5四死球1失点の粘投で7勝目、広島先発の庄田が制球を乱して4回4失点の乱調にも救われました。
9日は阪神先発の大竹が5.2回を1失点で5勝目、2番手の湯浅から及川、石井、岩崎の無失点リレーで接戦を逃げ切りました。
10日は1対0で迎えた6回裏に阪神先発の伊原、2番手の桐敷の乱調で1対3と逆転されましたが、7回表に阪神が5得点して再逆転しての勝利でした。
阪神は先発投手が試合を作って、森下、佐藤輝らが打点を挙げて勝つ王道パターンそのままの展開が目立ちました。
大山もコンスタントに打ち始めましたし、広島が庄田、大瀬良、森を出してきても1試合も落とさずに済んだのは、今の阪神の好調さを示していると思います。
とはいえ8日の才木はいつ決壊しても不思議ではない出来でしたし、10日は広島リリーフ陣の自滅がなければ逆転はなかったでしょう。
阪神にも不安な要素はあるので、森下と佐藤輝が打たなければ勝てなくなる負けパターンの克服もカギになると思います。