阪神は1日の横浜戦に1対7で負けました。
阪神先発の才木は5.2回を4失点で負け投手になりましたが、1対1で迎えた6回表に制球を乱して3失点する今シーズンを暗示するような投球でした。
昨年前半は抑えて当然の圧巻の投球でしたが後半からパワーダウンして、岡田顧問が今年のキャンプで指摘した「フォークがボールからボールになる」などの制球面の不安がずっと続いています。
才木が右肘のトミージョン手術から復帰したのは一昨年後半、年間通してプレーしたのは昨年が初なので疲労が抜けきれていないのかもしれません。
昨年は村上が不調で才木が好調、今年は村上が好調で才木が不調、2人合わせて20勝してバランスをとる感じでしょうか。
打線も横浜先発のジャクソンに7回1失点と抑え込まれ、1対4で迎えた8回裏に無死一塁二塁のチャンスに佐藤輝、森下、大山が凡退するなど見慣れた展開になりました。
二軍戦で11試合3本塁打の井上をスタメン6番に抜擢して無安打に終わりましたが、井上に一軍で通用する素質があるのかは別にして、二軍で好成績を収めれば一軍で使うという藤川監督の方針は若手のモチベーションアップに繋がるでしょう。
それならオープン戦でよく打った高寺を使うのが先な気はしますが、いずれ高寺にもチャンスは廻ってくる筈です。