阪神の実質二軍キャンプで大卒4年目の育成左腕の伊藤稜が最速154キロをマークして、プロ入り前から悩まされてきた左肩の故障を克服しつつあります。
伊藤稜は長いリハビリを経て昨年ようやく二軍戦で投げられるようになりましたが、阪神もケガを承知で伊藤稜を育成ドラフトで獲得したとはいえ復活するまでよく待ったと思います。
阪神の左のリリーフは抑えの岩崎、セットアッパーの桐敷は飛び抜けていますが、ベテランの岩貞と島本が故障がちで若い左腕は富田しかいないのが現状です。
岩貞は年齢的な衰え、島本は左肘の不安で過度な期待は出来ないので、伊藤稜には二軍で結果を残して支配下契約を勝ち取ってこのチャンスを生かしてくれれば…と願っています。