日本ハムの新庄監督は12球団監督会議で上沢移籍問題について、上沢とソフトバンクの実名を挙げながらポスティングシステムの制度的な欠陥と見直し案も提言しました。
こうした公の場で大胆な問題提起できる新庄監督に痺れて憧れますが、誰かが俎上に上げて問題にしていかないとポスティングシステムの制度的な欠陥を突いた有原式FAは以後も続いていく筈です。
日本ハムに不義理を働いた上沢は12球団監督会議というオフィシャルな場で「そういう人」認定された訳ですが、当の上沢は元上司に何を言われようがソフトバンクとの4年総額10億円の契約は揺らぎはしないので意に介さないでしょう。
新庄監督は今オフにポスティングシステムでメジャーに挑戦する佐々木朗希、青柳、まだ移籍先の決まらない小笠原らの実名も挙げて、上沢と同様の事が起こり得るとも言及しましたが、阪神に居場所のない青柳、低迷する中日で勝てなかった小笠原については生々しいと感じました。