阪神の森木は今オフに育成契約になると報じられましたが、高卒3年目の今季は一軍登板なし、二軍成績は20.2回を投げて被安打23、四球27で防御率11.32でした。
今季の森木は故障による出遅れと制球難で極度の不振に陥り、来年活躍するイメージは湧かないままでしたが、藤川監督が秋季キャンプで森木を見て「一軍で戦える素材」と評価して「コーチの占める責任は重い」とも言及しました。
藤川監督は森木について、投内連携でのボールを持っていない腕の振りは普通に投げられている、ボールを持つとその動きが出来ていない(流れの中で繋がっていない)と指摘して、体の使い方を指導したり、村上や石井のキャッチボールを観察させたりしました。
また首から肩や背中上部の僧帽筋などが付きすぎているので力を抜くと楽に投げられるなど、藤川監督の森木へのアドバイスは多岐に渡ったようです。
藤川監督が指導しても森木のフォームがいきなり良くなるほど甘くはないと思いますが、少しずつでも前進してほしいものです。