阪神は広島に19日に0対1、20日に0対1の完封負けを喫して泥沼の4連敗となりました。
19日に先発した村上は8回1失点で7敗目(3勝)と報われず、20日に先発した及川は6回無失点で次に繋がる好投でした。
広島先発が好調な床田、大瀬良と続いたのでいつも以上に得点できないのは承知していても、連続完封されたのでは勝負になりません。
阪神の打者たちは長足にレベルアップしていく相手投手のスピードに対応しきれておらず、打率.220から.240台(捕手はこれより酷い)に沈んでいる近本、中野、大山、木浪ら昨年のレギュラーはもう才能的に限界で一軍でレギュラーを張る打力はないのかもしれません。
他球団のレギュラー野手も軒並み打率を落としているので阪神だけの問題ではないのですが、以前から打てない阪神打線が投手のスピードアップに対応していけるとは到底思えません。
佐藤輝や森下はフォームの問題をクリアすれば良化する余地はあり、前川や野口もこれからの選手ですが、アラサーの中堅ベテラン勢はこれから更に打てなくなっていくでしょう。