阪神は西武に7日は5対1、8日は4対1、9日は3対0で3連勝しました。
阪神は7日から野手では佐藤輝と豊田、投手では伊藤将を二軍から昇格させていて、佐藤輝が5番に入ったのを契機に打線が繋がり始めました。
佐藤輝は復帰初日の7日は2安打にヘッドスライディングと果敢なプレーを見せて、課題の三塁でも動きが良かったりと本塁打は出なくても十分な存在感を発揮しました。
7日は伊藤将が7回1失点で復活をアピールして3勝目、8日はビーズリーがあわや完封の1失点完投で3勝目、9日は才木があわやノーノーの8回無失点で7勝目と先発投手が盤石でしたが、西武打線もベテランの栗山、中村のクリーンナップ起用や控えクラスの元山や陽川に4番を打たせたりと駒不足に苦しんでいます。
得点力不足は阪神も西武も同じですが、打つべき選手が打たない阪神と打つべき選手が出てこない西武とでは深刻さはまるで違うと感じました。
阪神は西武の打撃不振もあって優位に試合を進められましたが、翌週はオリックス、ソフトバンクと指名打者ありのビジター戦があるので3タテの余韻に浸っていられないでしょう。
オリックス戦には村上、大竹、西勇、ソフトバンク戦には伊藤将、ビーズリー、才木が先発すると思いますが、何とか五分で乗り切ってほしいものです。