阪神は10日の広島戦を2対6で負けました。
阪神先発の伊藤将が2回を8安打6失点の乱調で0対6のワンサイドにされて勝負ありでしたが、2番手の漆原が3回を1安打無失点のロングリリーフを成功させたり、浜地、島本、岡留も好投して3回以降は無失点でした。
漆原と岡留はビハインド要員の浜地、加冶屋よりも登板機会が少ない逆転現象が起きていましたが、伊藤将の2回KOでこの2人で5イニングを賄う腕試し的な試合になりました。
漆原も前所属のオリックスではこれ以上の活躍は見込めないと判断されての現役ドラフト行きだったと思いますが、武器になる直球とフォークがあるなど元々の素材の良さが阪神の投手育成法にマッチしていくかもしれません。
阪神打線は7安打2得点のタイムリー欠乏症で広島先発のアドゥワを打ちあぐねる、先日のヤクルト戦でヤフーレの打たせて取る投球にしてやられたのと同じ展開になりましたが、6番森下の特大の3号ソロ、5番佐藤輝のタイムリーなど不振脱出の契機になってくれれば的な一打はありました。
打率は4番から大山.200、佐藤輝.200、森下.194と1割台からはマシになってきましたが、そろそろドラ1クリンナップの誰か1人くらいは好調モードに入ってほしいものです。