今週のキン肉マンは嶋田先生の膝の手術と入院で本編は休載、代わりに小説ディープオブマッスル!!特別編からステカセキング&スニゲーター外伝が中野先生の作画で漫画化されました。
変身超人のスニゲーターは悪魔超人の仲間たちから尊敬を集めてアドバイスを送るカリスマ的存在で、7人の悪魔超人たちを鬼教官として指導する立場でもありました。
ステカセキングはアトランティスとのスパーリングで弱小超人カナディアンマンに変身する愚を犯して、鬼教官スニゲーターから「わざわざ弱い超人に変身してどうするんだーっ!」と激怒させて次回に続きます。
嶋田先生の回復を祈りつつ原作の執筆なら病室でも可能では…と思わなくもありませんが、週刊少年ジャンプの連載当時に腰痛で長期休載したのもゼブラの試合中というのも因果なものです。
嶋田先生は療養中でも素晴らしいアイデアを生み出してくれると信じています。
スニゲーターの鬼教官役ですが、スプリングマンがターボメン戦での回想でステカセキングと共にスニゲーターにシゴかれている様子が描かれていたので本編としっかりリンクしています。
アトランティスのウォーターマグナムの水攻撃はステカセキングが何に変身しても防ぎきれないと思いますので、弱小超人カナディアンマンへの変身を咎められるのは理不尽な気がいたします。
同じカナディアンバックブリーカーを極めるにしても弱小超人カナディアンマンではなくロビンマスクに変身していたら、アトランティスはタワーブリッジに恐怖を抱いてウォーターマグナムでの反撃は諦めて逃げに徹していたかもしれません。
この後編ではステカセキングとアトランティスのスパーリングの再戦が描かれると思いますが、鬼教官の指導がどう生きるか注目ですね。
こうしたスピンオフ小説は読んだ事はありませんが、中野先生が作画しても大丈夫なくらいのクオリティーがあるなら漫画化していくのもアリだと思いました。