映画「閃光のハサウェイ」でメッサー、グスタフカール、ペーネロベー、クスィーの幻のモビルスーツたちが活躍する姿に感動された方も少なくないと思います。
小説を知らない自分でも「閃光のハサウェイ」に登場するこの4体のモビルスーツは知っていて、アマチュア製のガレージキットにべらぼうな高値が付いていた印象が強いです。
アマチュア製のガレージキットは秋葉原の中古取扱店の「高価買い取り」のチラシで目にするか、幻のガレージキットを特集した個人のホームページに掲載されているか(完成写真は無し)の文字だけの記憶しかなく、それも約20年前の話です。
当時は1/144のジ・Oやキュベレイ、1/100のサザビーすらガレージキットに頼らないと入手できない冬の時代でした。
バンダイが入手しやすいプラモデルで商品化しなくても、Bクラブやウェーブ、コトブキヤがガレージキットで補完していたので冬の時代でも一応の活気はあったと思います。
当時のバンダイはガンダム以外のコンテンツに注力していて、裏を返せばガンダムに頼らなくてもよかった時代だったのかもしれません。
話が逸れましたが約20年前は入手困難だったメッサー、グスタフカール、ペーネロベー、クスィーの立体物が、今ではフル稼働の高品質なプラモデルが2万円以下で4体揃います。
まさかまさかのいい時代になったものです。