今月のクレイモア。
大人の事情で覚醒させられたミアータの精神は恐怖でパニック状態です。
そこはミアータに「ママ」と慕われるクラリスが巧くなだめるわけですが、子供をリスキーな兵器として扱うクラリスやガラテアの神経は組織の連中と同じな気がします。
かくして、聖都ラボナに残る戦力で唯一エウロパに対抗できるミアータ覚醒体が誕生しました。
プリシラと深淵の翠子との戦いは、ダーエの読みでは不利と思われたプリシラが覚醒体から人間の姿に戻り、体内に吸収・同化させていた戦士時代の大剣を出現させます。
大剣を手にしたプリシラは、クレイモアと呼ばれた戦士スタイルの戦い方で深淵の翠子を斬り刻んで遂に決着か…?で次回に続く、です。
このマンガの特徴でもあるのですが「理詰め」で物事を運ぼうとして運べちゃう、そんな八木システムが炸裂したミアータの覚醒劇。
いくら理詰めがパーフェクトでも個人差によるリスクを考えれば、一歩間違えればルシエラ・ラファエラ姉妹の悲劇を繰り返す危険なギャンブルです。
意表をつくプリシラの覚醒体解除ですが、あまりに戦いを長引かせてしまったので「特別な形」で決着させたかったのかもしれませんね。
この先に待っているラキとの再会イベントを見越しての人型回帰でもありそうです。