今週のクレイモア。
オクタビアら覚醒者の猛攻でカサンドラの身体は大きく削られていきます。
カサンドラの自我を呼び覚まし、打倒プリシラの戦力としてぶつけるミリアの計画を無視して、そのまま倒してしまいそうな勢いです。
遥か遠くにいるプリシラが未知の敵=深淵の翠子と戦っていることはミリアたちも感知しており、どちらが生き残っても瀕死の状態、その場に居残ったクロノスら男の戦士でも始末できるだろうと推察。
今の流れでカサンドラを倒しても構わないと楽観的な算段をするヘレンでしたが、ミリアは余りに事が上手く運びすぎて違和感を覚えます。
ユマたちが呼び覚まそうとしたカサンドラの自我は見当たらず、これまで仰向けに寝そべる姿勢で地を這っていたカサンドラの巨体が二本の足で立ち上がり、オクタビアら覚醒者たちに斬撃を加え始めました。
カサンドラの額に一本角が生えて、顔立ちもプリシラと瓜二つに変質していきます。
ダーエ曰く、ロクサーヌを食らったことで、三等分されたプリシラの片腕のうち二つがカサンドラの体内に集まって劇的な変化を起こしたようです。
新たなプリシラの誕生にクレアは憎しみの表情を浮かべて次回に続く、です。
プリシラの肉体がいくら欠損しても瞬時に元通りになる現象を「再生」でなく「創生」と呼んだダーエとクロノス。
プリシラが自らの意思で切り離した腕が、新たなプリシラを創生したという理屈のようです。
これではプリシラの無限増殖もOKになってしまいますが「そうなんだ」と言うしかありません。
ここまでスケールアップしてしまうとプリシラを倒す手段が無いような…?
ダーエが語るように父殺しの陰惨な過去がプリシラの強さの根源なら、自滅に誘う手立てはありそうですね。
カサンドラ復活の目がなくなり残念です。