今月のクレイモア。
羽根を砕かれたヒステリア覚醒態が空中を自在に高速移動できる謎解きと、やはり深淵クラスが相手ではデネヴ、ヘレンら実質一桁ナンバー上位クラスが束になっても相手にならないことが明白になりました。
自らが覚醒者になることでこの局面を打破できないか自問自答するミリアの心中を見抜き、諌めるデネヴはさすがですね。
かつてジーンの死を目の当たりにして動けなくなったクレアを手荒に叱咤激励したり、憎まれ口の裏に隠されたウンディーネの仲間を思う気持ちを察して「気張るな」と声をかけたり、デネヴはぶっきらぼうに見えても気遣い上手なキャラクターです。
覚醒を諦めて人として戦うことを決意したミリアは、カサンドラ、ロクサーヌの覚醒者同士の戦いを利用してヒステリアを倒す(三者共倒れを狙う?)奇策に賭けるところで次号に続く、です。
今月号は見逃しても話が繋がる「ミリア自問自答の巻」でしたがディートリヒのダメージが深刻でなのが気になりますね。
ユマが必死に再生させた、四肢と内臓の一部を失った時のシンシアよりは容体はマシかもしれませんが、死期を悟った石頭ディートリヒが仲間(デネヴ?)を救うために盾になる嫌~な予感がします。
義理堅く恩を受けた相手にはトコトン尽くすところがジーンとディートリヒ、似ていますから…