ロクサーヌにとって醜悪な剣技の使い手カサンドラから奪うに足る魅力があるのはナンバー1の称号だけ。
カサンドラを追い落とす策略はおぞましく、カサンドラの悲話というよりはロクサーヌの異常さが印象深い回でした。
覚醒したカサンドラの標的はロクサーヌ?
謀略に長けるロクサーヌのことですから突然のカサンドラの異変を自らに重ね合わせて対策を練るかも知れません。
戦いを継続すると身体が不安定になり危険だと判断すれば戦場から一時離脱するとか。
最近、気になるのはクレイモアの全てが肉親を失うハードな過去と妖魔の血肉を受け入れる人体改造との2重苦を背負っているはずなのに、全く影を感じさせない天然キャラの下位ナンバーが出てくるところですね。
下位ナンバーでも妖魔討伐に行っては「銀眼の魔女」として人々から異端視されるのが日課なのですから、素直すぎる普通の女の子でいられるわけがないのです。
あとは訓練生の双子がロクサーヌの大剣で顔面を串刺しにされながらも「逸らされた」で無事というのはビックリです。
ハイレベルな戦いを続けるミリア、ヒステリアの影が薄いのは仕方ないですね。