暑いのやら寒いのやら…

晩秋を過ぎたというのに、誠に 中~途半端 な気候が続いておりますが、皆様はいかがお過ごしでしょうか?

 

      

 

さて、そんな折に親戚の子供さんから連絡がありまして、在学している 京都工芸繊維大学の大学祭 があるので、是非見に来てほしいと電話がありました。

 

ただ、私ひとりで訪問するのも何ですから、いつものように親戚の奥様に同行をお願いしましたが、大学の場所が京都市内でも北に位置しますので、せっかくだったら時期的にもベストな 紅葉狩り のスポットも絡めて訪問してみようと計画しました。

 

 

 

 

と言うことで、先の日曜日にいざ出陣と相成りましたが、これまた言っても京都ですので混雑が半端ないのは確実ですから、いつものように他の大勢が動く前に行動を起こす アウトレンジ戦法 に倣い、早朝5時に出発しました。

 

最寄り駅から大阪メトロ淀屋橋駅へ…

 

      

 

そして、ほとんど乗客の居ない淀屋橋駅から、京阪電車の6時21分発始発特急で出町柳駅を目指します!

 

      

 

快適なクロスシートに揺られること約1時間…

 

      

 

地下にある京阪出町柳駅の階段を上がり、ここからお目当ての 叡山電車 に乗車します。

 

      

 

 

 

ところで、叡山電車と言われましても 「どこを走ってるん?」 って感じですが、地図で示しますとコチラで御座いまして、出町柳駅から修学院~貴船口~鞍馬を結んでいる少しローカルな私鉄なんです。

 

      

 

こちらは、出町柳駅のホームの様子です。

 

      

 

奥に止まっているオモチャみたいな2両編成の電車が 鞍馬行き で、これに乗りますと紅葉の木々が乱立する もみじのトンネル を通りますから、観光客はもちろんインバウンドも大勢訪れますから、イコールこの時期には積み残しが出るほど大大混雑するスポットでもあるのです!

 

けど私達にはどこ吹く風… 早起きは三文の得よろしく、次の電車は7時30分発ですので、この時間ですとインバウンドを含めた観光客らはまだホテルなどで朝食を取っているでしょうから、比較的空いていたので悠々と移動できました!

 

 

 

 

さて、電車に揺られること20分で…

キタァァァァァ~~~!

 

     

 

 

 

あのね… 時間にしますとわずか2分程度と短いんですが、これがかの「もみじのトンネル」で御座いまして、車内と車窓の全体が 真っ赤に染まる瞬間 を味わえるのです。

 

こんな感じです!

 

     

 

     

 

もちろん、車内でも一瞬どよめきが起こりまして、私達を含めた観光客らが次々とシャッターを切っております!

 

     

 

んでもって、もみじのトンネルを過ぎたところにある 二ノ瀬駅 がこれまた模型と言いますか、一幅の絵のような趣のある駅でして、ローカルムードを更に盛り上げてくれるのです。

 

     

 

※もみじのトンネルは、今年は12月初旬頃まで楽しめます。

 

 

 

で、更に揺られること10分ほどで終点の鞍馬駅に到着しました。

 

     

 

駅舎の待合室も、これまたレトロな雰囲気に装飾されていますので、観光客が喜びそうですし…

 

     

 

もちろん、鞍馬ですから駅前にも巨大な 天狗 が鎮座しております。

 

     

 

まあ、京都と言いましたら 嵐山とか清水寺 とかが有名なのですが、こうして少し中心部から離れた場所であっても、一級観光地が点在しているのが京都の強みと申しましょうか、さすがは 世界最強の観光都市京都 たる所以でありましょう!

 

 

 

さて、ここまで来たのであれば本来でしたら 鞍馬寺 にゆるりと詣でて辺りを散策したいところですが、本日は二足わらじを履いておりますので、門前まで出向いて一礼をして駅に戻りました。

 

     

 

あと、鞍馬駅の片隅には古い デナ21 のカットモデル(首チョンパ)が鎮座しておりましたが…

 

     

 

これはかつて同線で活躍していた古い電車でして、私が30年以上前に訪問した時には、バリバリ現役で活躍しておりました!

 

     

 

 

 

さてさて、せっかくここまで来たのなら叡山電車のホープ 観光電車 に乗りたいですやん!

 

🎵 うらら~うらら~…?

 

    

 

間違い!

 

 

 

こちらでは虎の子的存在の 観光電車キララ という電車が有名なのですが、いつものように時刻表をいじくり回してタイミングを図りましたので、鞍馬駅で待つこと30分ほどで予定通りにお目当ての電車がやって来ました!

 

     

 

まあ、パット見は普通なんですがね…

実は車内の一部座席が外向きに設置されているだけでなく、天井まで窓がくり抜いてありますし、天狗のお面まで飾られているのです。

 

     

 

ですから、再び もみじのトンネル を走りますと狂喜乱舞!

 

     

 

     

 

奥様もいたく感激されていました。

 

 

 

さて、折り返しは終点の出町柳ではなく途中の修学院駅で下車しまして、ここより徒歩で 京都工芸繊維大学 へ向かいます。

 

     

 

 

歩くこと15分で「大文字焼き」の  の灯がともる麓にあるのがこの大学で、今年は第53回を数える 松ヶ崎祭 こと京都工芸繊維の大学祭ですが、イチョウの木々があちらこちらにありまして、これまたたいへん趣のある落ち着いた雰囲気がしてまいります。

 

それと、背後の校舎は ドラマ科捜研の女 のロケ地として度々登場した場所でもあるのです。

 

     

 

元々は蚕(カイコ)を学ぶ京都高等蚕業学校を起源とした大学ですが、京大や阪大のほどの知名度は無いにせよ、歴史のある 名門国立大学 ですので、その先入観からか賢そうな学生が多い印象がしました。

 

 

 

どこかの部活が出店している クレープ屋 さんでは、威勢の良いイケメン兄ちゃんらが焼きに徹していましたが…

 

     

 

ぶっちゃけた話し、可愛いお姉ちゃんが焼いているのならとも角としても、私ゃ野郎が作った料理は食べませんのであっさりとパスしましたwww

 

     

 

     

 

     

 

ただ、校内が広すぎるので閑散とした印象は否めませんでしたが、それでも趣向を凝らした模擬店などもありましたので、奥様と共にゆるりと散策してみました。

 

と言うことで、少し肌寒い日曜日でしたが、色々と新しい発見も出来た有意義な一日を過ごせました。