前回の続きである…
熱田神宮から一旦名古屋駅に戻りまして、お次は親戚の奥様が愛して止まない ぴよりんカフェ というスイーツのお店を訪問してみます。
名古屋駅の改札横に堂々と店舗を構えていましたが、こちらの経営母体は天下のJR東海でございますから、妙に納得した次第なのですが…
おちょくったヒヨコのケーキにコーヒーが付いて1000円とは、いささか観光地価格のようで青ざめましたが、入店しようとしますと 「2~3時間待ちですね…」 とつれない返事が…?
ぶっちゃけた話し、そこまでして食べる価値の無いものですから、だったらテイクアウトしようと試みたものの、陳列は空っぽという有様でした。
そこで、駅構内のもうひとつのお店に向かいまして、こちらも長蛇の列に並んでようやくゲットしたものの…
次の入荷は2時間後なのに、残りわずかに…
実は3年ほど前に名古屋を訪れた時には、すでにこの「ぴよりん」はあったのですが、その時は行列どころか全く誰にも見向きさえされなかったんですよ!
けど、後に 藤井聡太氏 が対局中のおやつとして食べたことから火が付きまして、今や押しも押されぬ名古屋銘菓となってしまったのです。
さてさて、これで奥様の念願がふたつ叶った訳ですので、お次は私が叶える番でございまして、お次は 男性のシンボルを祀る神社 を目指します。
ハィっ!
目指すは 田縣神社前(たがたじんじゃまえ) という小牧線の駅なのですが、一般的には名鉄一本で犬山経由というルート(赤矢印)を使うんですが…
これだと大回りになりますし、そもそもJRはタダで乗れる切符を持っていますので、中央線回り(青矢印)のルートをとりました。
まあ、その辺はだいたいの地図が頭に入っていますから、大曽根駅で下車し…
地下鉄を介して、小牧線の電車に乗車し…
ほとなくして田縣神社前駅に到着しました。
名古屋の片田舎という感じの街で、午後の柔らかな日差しがとても心地良く、駅から歩くこと5分ほどで鳥居前に到着しました。
境内はさほど広くない印象ですが、それでも多くの観光客らしき方や外国人も大勢いらっしゃいまして、さっそく本殿にお参りさせていただきますと…?
そこには…
もうね…
そのままですよね?
実は、私自身も寄る年波には勝てず、そろそろ元気が無くなってきた頃合いでもありますので、出来ることならご利益にあやかりたいというのもあるのですが、こちらは全国でも数少ない チ〇コ神社 としても有名でして、お祭りではチ〇コ神輿が出るようですし…
露店でもチ〇コ関連ばかりという有様!
ですから、少子化云々と国をあげて言うのなら、首相も含めてここへ参れという話しなんです。
おまけに、境内奥にある 珍宝窟 を訪れますと、これまた堂々とふたつのキャン玉が鎮座しておりまして、右のキャン玉をナデナデすると商売繁盛にご利益があるようですので、必死でナデナデしてまいりました!
まあいずれにしましても、あまりにもリアルな造形の一物が、そこぞかしこに鎮座しておりますゆえ、少々照れ笑いさえも浮かんできますし、後ろに並んだ若い女性らはキャッキャと喜んでいましたが、私としては真面目に参らせていただきました。
さて、神社近くで遅めの昼食をとった後は、木曽川沿いを少し散策したいので、再びび小牧線に乗車して犬山遊園駅で下車しました。
かつては、全国でも珍しい 鉄道道路併用橋 として有名な「犬山橋梁」があった頃は、足しげく通った撮影ポイントでしたが、今は完全に分離されているのです。
で、この橋梁手前を左折しますと…
ええ感じで桜並木が連なっていますな!
水ぬるむ春先の気候と、川面を流れる少しひんやりとしたそよ風が桜の花びらを舞わせる情景は、遠くに犬山城のシルエットを伴った情景が映画のワンシーンのようでもあって、旅のクライマックスに相応しい瞬間を満喫できましたね!
と言うことで、時間にしてわずか半日ほどの名古屋滞在でしたが、ここより徒歩で鵜沼駅まで向かい、高山本線で岐阜まで出て、朝来た道の逆ルートで帰阪しました。
※補足
3時間以内にお召し上がりを…と言われた「ぴよりん」でしたが、あちこち回って7時間後に帰宅して蓋を開けますと…
無惨にも崩壊しておりました。
おわり