先日の日曜日…
現場施工があったため、職人さんに同行をお願いし、弊社の軽トラックに道具などを満載した後、弊社(松原市天美西)より出発しました。
※イメージ
ところが、ひとつめの交差点でいきなりの赤信号!
ところで、時期が時期だけに、私も助手席の職人さんも、窓を全開していたのですが、ここでいきなり 「助けてぇ~~~」と、悲鳴のような声が聞こえたんです!
えっ???
いや、空耳じゃなくて、職人さんと顔を見合わせていると、再び「助けてぇ~~~」と聞こえたんです。
ただ、どの方向から声がしたのか分からないし、よしんば、こちらはお客様との現地での待ち合わせ時間もありますし、すぐに青信号に変わったので発進させましたが、何か後ろ髪を引かれる感じが一瞬したんです!
まあ、同行の職人さんからも「変に関わるとややこしいで…」と忠告されたんですが、50m先の交差点の側道に停車して、
私の携帯電話から 110番 に発信しました。
※実際の画面(通報1分前に悲鳴が聞こえた)
で、詳細を説明しまして、こちらは仕事なので後はお願いしますと伝えたんですが、10分後に再び声のした現地に戻ってほしいと依頼があったんです。
まあ、事情が事情だけに、お客様に遅れるとの旨をお伝えして、くだんの現地へ戻ると、20人以上の警察官が出動していました!
時刻が日曜日の朝でしたし、元々は人通りの少ない場所でしたが、確かに悲鳴を聞いたことを説明したんですが、私の耳には10~20歳代の男性に聞こえましたが、職人さんは30~40歳代の女性の声に聞こえたそうです。
ただ、失礼ながら、付近に「精神疾患」などの方がいらっしゃって、発作的に発したとしたのなら、それはそれで良いと思うのです。
がしかし、もしも本当に助けを求める声だとしたのなら、もしも刃物などを振り回す人物から逃げる誰かが居たとしたなら(確かに悲痛な声でした)、誰かが通報しなければ、助かる命も助からないんじゃないかな?
結局、通報したのは私の先にも後にも居なかったそうですが…?
世の中が変にギスギスしていて、経済は成長し生活は昔より快適になっているはずなのに、みんながみんな心に余裕が無いと言いますか、他人を思いやる気持ちが富に希薄になって久しいし、例えば道端で人が困っていたり倒れたりしていても、みんな知らん顔…。
だとしても、余計なことには関わりたくない、見て見ぬふりをする今の風潮は、やはり私は好きになれないんです!
まあ、結果は私の知るところではありませんが、もしも、この通報があったことで救えた命があったとしたのなら、それはそれで良いと思うのです。