看板屋のブログと言うものの、ほとんど看板のことを書かないというケッタイな(変わった)ブログであることは百も承知しているけれど、そろそろ看板屋らしく仕事の内容などを記してみたいと思う。

 

と言うことで、最近弊社で施工させていただいた看板などを、ご紹介していこうと思うのですが、まずは大阪市鶴見区で新しく開院された やけの鍼灸整骨院 というお店の看板から紹介します。

 

 

 

施工前の様子です。

 

 

新たに開院される場所が「焼野」という地名だったためこの屋号になったのですが、いつものごとくまずは立地や周りのお店の看板の状況、そして歩行者や自転車が多いのか?  それとも車が多いのかによって看板の見せ方が違ってくるので、その点をご説明し…

 

特に決まった意匠が無かったので、これまたいつものようにオーナー様が好みの色で統一し、それに様々なタイトルや文字などを加えて、最終的に意匠を決定していただきました。

 

 

 

施工の様子です。

 

 

メイン看板のフレームを壁面に固定して看板パネルを貼り付け、歩行者の視線に合わせた位置に、この院の情報となる診療案内などのシールを貼りました。

 

 

 

 

お次は、同じ医院でも 歯医者さんの看板 をご注文いただきました。

 

古くから開院されているものの、ポール型の古い看板の状態があまり良くなかったため、新たにポールから新設します。

 

 

 

 

 

古いポールを撤去し…?

 

 

画像を間違いました…(汗)

 

 

ポールを撤去し、隣接する位置に新たに穴を掘ってポールを建てていくのですが、今回は看板が小さかったので、ポールに看板を固定した状態で建てますが、もちろん人力です!

 

 

で、完成したのがコチラです。

 

 

 

お次は、弊社近くで盛業されている 精密機器の製造 をされている会社の、倉庫の看板です。

 

もちろん、倉庫ですから一般のお客様を呼ぶほどの目立つ看板は必要ありませんが、かと言って何も無しでは名札が無いのと同じなのです。

 

 

ですから、あくまで名札程度の小さな看板を取付けさせていただきました。

 

 

ところで、こちらの専務さんが立ち会われた際に来られた車のナンバープレートが 55 でした。

 

と言いますか、こちらの社用車の全てが「55ナンバー」でしたので、なぜそのナンバーにこだわるのかと問うてみますと…?

 

「日本人は八が縁起が良いとか末広がりだと言うけれど、末で広がっているようでは遅いので、今広がるために GOGO としているんだよ…」ということでした。

 

いろんな解釈があるんですね!

 

 

 

 

お次は、松原市の商店街で新たに 花屋さん をOPENされたお店でしたが、前の果物屋さんのテントが残されたままでした。

 

 

ただ、テントを全て張り替えるとなると費用もかかりますので、ここは看板用のパネルを上から貼ることで、古い屋号を隠蔽(いんぺい)しました。

 

 

それにしても繁盛しているお店でした、施工時は入口を塞ぐために時間がかかりましたが、オーナー様にはたいへん喜んでいただきました。

 

 

 

最後は トラックをラッピング しました!

 

 

Wキャブの三菱キャンターですが、この車の所有者さんが経営されているお店をPRしたいということで、要は 走る宣伝カーにしたい とのご依頼でした。

 

で、肝心な商売は何かと問うと…?

 

 

 

 

これが、スネークカフェ と言うことで、実は心斎橋などで盛業されている、 ヘビに触れる喫茶店 のオーナーさんでした。

 

お店の情報→  http://americamura.snakecafe.xyz/

 

 

 

ただ、肝心な意匠データをやりとりする時間も無いほど忙しいオーナーさんでしたので、友人のデザイナーさんが作成したデータを、トラック寸法に当てはめました。

 

 

 

 

芸能人もお忍びで来店されるほど、それが好きな方には唯一無二のお店だそうですが、ヘビは人間を噛まないそうなので、興味のある方は是非とも訪問してみてください!

 

ちなみに、「看板屋のブログを見たよ」と告げていただきますと…?

 

「あ! そうですか…?」と、何の特典もありませんので悪しからず…(笑)