いろんな現場へ出向く職業柄、そこのお店で食した昼食などを辛口でリポートするシリーズで、今回は 麺類に特化 してみようと思う。
まずトップバッターは、難波の空港行きバス停前にある 丸一屋 という立ち食いうどんの店である。
実は、少し前に下請け業者として工事に入ったのだが、作業中に仕込みの出汁の香りがバツグンに良かったので、今度は客として訪問してみた。
で、私と相方の職人さんが注文したのはコチラの 炭水化物定食? であった。
かけうどん(そば)が220円也!
ただ、仕込みの香りほど濃厚な出汁では無く、麺もフニャフニャなので50点!
まあ、言わばごくごく普通の立ち食いであって、雇われの中国人夫婦?が、黙々と作業にいそしんでいて、食する客も全てが無言であった。
お次は、「毎度おおきに食堂」でおなじみの、フジオフード系列の つるまる と言うセルフ式のうどん屋さんである。
で、こちらも店員さんのほとんどが中国人なので、マニュアルには無いとっぴ押しな質問をすると、まともな回答が返ってこないシステムである。
さて、かけうどん200円也とおにぎりを注文するが、天カス入れ放題なのでポイントアップである。
そして一口… ううううう美味い!
麺のゆで具合と、これまた出汁のカツオ風味が五臓六腑に染み渡るのである。
ただ、惜しむらくは系列である「おおきに食堂」のうどんの出汁が驚くほど不味いので、なぜそちらでもこの出汁を使用することはできないのだろうかと思ったりする。
それと、お店の雰囲気は丸亀製麺を小さくした感じで、ちゃんと座って食することも出来るし、一人でもグループでも気軽に暖簾をくぐれる雰囲気があった。
80点!
お次は、たまたま現場近くに飲食店が無く、仕方なく ジョリーパスタ と言うスパゲッチ屋さんの客となった。
けれど、あまり好きな雰囲気ではない…?
と言うか、たまたま休日だつたので家族連れが多く、その中に私達の職人集団が居たからである。
で、スパゲッチの種類もあまり分からない世代だし、ここは無難に ミートソース(大盛り) 800円也を注文したが、当然ながらサラダやドリンクバーなどは注文しなかった。
まあ、味は特にどうこう言うレベルには達しておらず、マニュアル化されて冗談のひとつも返せない店員ばかりなので30点か…?
しかし、やはりどう考えても場違いな印象は拭えないので、とにかく早く食べて仕事に戻ろうと、職人仲間の全てが頬張りながら食っているというか、スパゲッチを流し込んでいた!
(注/スパゲッチという表現は、その昔、山陽本線沿いの東加古川にあったオーマイの工場の看板が オーマイ・スパゲッチ になっていたからである。)
そして、最後はお店ではなくて カップ麺勝負 と行こう!
私達もよく現場でお世話になるコンビニエンスストアーに、これまた寒い時期になると 汁物が欲しく なるので、ついついカップ麺に手が出てしまうのだ!
で、米飯を含めたほとんどの商品で、一番美味しいのが セブンイレブン であって、これは大方の人が認めるところだとも思う。
さて、そのセブンイレブンのカップ麺にもPB(プライベートブランド)商品があって、メーカー品よりも30~50円程度安く販売されていて、その中でもよく私が食べるのが セブンのチャンポン である。
味はメーカー品と何ら遜色はなくGOODである!
ただ、太麺であって量が少ないので、すぐに汁だけになってしまうのが欠点なのだ!
そこで、その次に美味しいとされる ファミリーマート にも同様の商品があって、こちらの方が4円割高なのだけれど…?
中味や汁はええ勝負しているけれど、麺が細麺なので満腹感がこちらの方が断然上でなのだ!
とまあ、とやかく書きましたが、いずれにしても200円程度で暖かい麺類を食すことができる国に生まれたことに、まずは感謝ですね。
そして、日本人と言うか関西人は特に 麺好きな土地柄 であって、これを揶揄した昔のCMのキャッチコピーに、 人類は麺類 というのがありましたね…(笑)