弊社の営業スタイルは、限定された広告代理店などの下請けに徹するのではなく、いわゆる 一般のお客様を中心にしているので、町会のプレート1枚から駐車場の看板、そして 新しくお店を開業 される方まで多義に渡るのだ!

 

さて、先日ご来店いただいたお客様は、住之江区で 不動産屋を開業 されるようで、どのような看板が良いのかというお尋ねがあった。

 

そこで、いつものようにまず現地を拝見し、逆に どのような看板が最適なのか? を、お客様の意見やご予算も含めてディスカッションしながら煮詰めていくと、ご注文をいただくことが出来ました。

 

 

 

と言うことで、いつものように施工の様子です。

 

施工前です。

 

 

商店街にある小さなお店でしたが、テントの上が化粧ボードでしたので、ここに看板を取付けると価格が跳ね上がるのと、動線のほぼ全てが歩行者か自転車ですので、いわゆる 目線の位置にお店の情報を集約 することで、これを看板としました。

 

つまり、このガラス面を看板と見立てて「カッティングシール」を貼っていきます…。

 

 

 

で、まずはキレイキレイ!

 

 

次に、このガラス面にラインを入れていくのですが、ここが重要なポイントなのです!

 

 

 

 

つまり、図面などで決まった高さに貼るのではなく、お客様立会いのもとで1cm単位で上げ下げしながら最適な位置を決定します。

 

それは、今回は不動産屋さんなので、どうしても来店されたお客様と椅子に座ってやりとりをする場面が多く、そんな時に お客様と通行人が目が合う ようでは、ゆっくりと商談することが出来ないんですね…?

 

しかし、だからと言ってガラス面全てを隠蔽(いんぺい)してしまうと、これまた初めて来店しようとしても、店内が見えないので入りづらいのです。

 

 

 

ですから、わずかなことですが実際にテーブルに着席いただいて、 どの位置を隠蔽すれば最適なのか? を、お客様(施主様)に決定していただくようにしています。

 

 

 

さて、ここまで来れば勝ったも同然!

 

 

これまたお客様が選ばれた色目の青色のラインを貼り…

 

 

これが水貼りなので、乾くまではランマに文字を入れ…

 

 

最後に、青いライン部分に文字を入れれば完成です!

 

 

ところで、開業当初は何かとお金もかかるので、できるだけ出費は抑えたいというご意向もあるけれど、よく張り紙などをペタペタと貼っているお店もあったりしますね…。

 

しかし、それがごく短期間ならまだしも、その場所で長期に営業されるのなら、それはどうかと思うのです?

 

だって、看板にもろくに出費しないセコいオーナーであれば、お客に出す商品もお金をかけたくない性格ですから、そんな店は絶対に繁盛しませんし、ましてや入ろうともは私は思いませんね!

 

 

 

お店が小さくても、きっちりと看板を掲げているお店は、きっと盛業するのです!

 

この度は、ご注文いただきましてありがとうございます。