仕事柄いろんな現場を訪れるので、その近くにあったお店で昼食をとり、それを 辛口リポート するシリーズで、今回は6回目である。






まず、トップバッターは、以前にも登場している かつや というトンカツ屋であり、今日は「松原店」の客となった。


オーダーを聞いてから揚げてくれるのでアツアツであることと、そこそこ価格も安いので、昼食時はウエイティング(待ち)が出るほどの人気がある。


で、今回はトンカツの気分では無いので、 メンチカツ定食 650円+税を注文し、当然ご飯は大盛りにした。



見た目は大したことは無いし、キャベツやご飯のお代りもできないけれど、やはりこの価格で揚げたてをいただけるのはありがたく、味も接客もそこそこ合格点であった。


それと、ここは つぼ漬け のような漬物を自由に採ることができるけれど、これが意外と美味しいので、いつもごはんが足りなくなってしまうのである。







さて、お次は じゅうじゅうカルビ という焼肉店であり、美原店の客となった。


実は、同じ敷地にカレーの「Coco壱番屋」があって、最初はそこに入る気だったけれど、よくよく見るとこちらにもランチメニューがあるようだし、価格もリーズナブルなので惹かれてしまった…?






で、ランチは色々あるのだけれど、店員さんがオススメしてくれた 塩三昧ランチ 780円+税 を注文した。


写真の通り、ヒレのサイコロ肉+豚トロ+かしわが付いていて、おまけにスープとご飯、それにカレーも食べ放題だと言う。





これは、ラッキーだ!


食いまくってやる(笑)




まあまあ、そこそこお肉も柔らかくて美味しいので、看板でもっとPRすれば客は増えるであろう…?


それと、こちらの会社は、確か福知山方面に本社のあった トマト&オニオン というファミレスのグループ会社であるが、企業コンプライアンスがキッチリしている印象なので、また食べに行こうと思う。






そして、お次は「和食さと」グループの天ぷら専門店の さん天 という店である。


天丼が390円とリーズナブルなため人気の店であるが、店員さんがオススメ定食がよく出ていると言うので、こちらのご飯大盛りで注文する。





揚げたて…?


まあまあ、忙しいのであろうか?  そこそこ温かい天ぷらが出できたので、そこそこ美味しい。


それと、ここの味噌汁の具は 焼き海苔 だけと変わっていて、特段美味しいわけではないけれど珍しい味ではある…?


さて、海老が好物なのでガッツリといただいたが、昔から 尾っぽも食べる癖 があるので、ご飯一粒残らず10分で完食した。






そして、最後は堺市の鳳大社から西に100mのところにあった、 普通の喫茶店 である。


実は、喫茶店のランチは量が少ないので利用しないのだが、いちいちコインパーキングから車を出すのも面倒だし、辺りにこれといった飲食店も無いようなので、半ば仕方なく入店した。


至って普通!


雑誌や新聞がカウンターに無造作に置かれていて、初老の夫婦で切り盛りしているようだが、お母さんが 暑いのにご苦労さんやねぇ~ と言いながら、お冷を持ってきてくれた。


で、本日の日替わり定食を注文する。





見た目は普通である。


もちろん、量は大したことは無いが、喫茶店として考えれば大盛りの部類に入るかも知れない…?


ただ、お肉が柔らかくて味付けも良いのに加え、


ここ注目!


ご飯の上を、ちゃんと切っているのだ!






先に紹介した3店舗と言うか、ほぼ全ての店でこのようなことはしていないと言うか、まずマニュアルにそう書かれていないのだろう?


しかし、私の両親の世代まででは、ご飯をよそう時には必ず 切る ということをしていて、これが見た目にも美味しそうだし、相手へのささやかな もてなしの気持ち だとも言っていたのだ!


そう考えると、このような風習と言うか、ちょっとした日常での気遣いがどんどん無くなってしまっているんですよね、今は…!


なので、何の変哲も無い普通の喫茶店だったけれど、何だかホッコリとした気分で店を後にできたのである。