先日は、大手看板屋のお手伝いで、兵庫県の某所に伺いました。


で、今回のミッションは 建物の屋上に文字を書く ということで、いつも同行するペイントの神様「K師匠」とペアで行動しました。




ところで、一文字の大きさは 4m×4m なんです。


ですから、1/50に縮小した簡易図面がありましたので、まずは屋上の実寸を計測し、各々の文字が入る箇所を決定します。




そして、位置が決まれば文字の 下書き作業 に入るのですが、これといった道具は無くて、ものさしと鉛筆だけで ふちどり していきます。






ところで、この現場は私にとっては気の散るスポットでした。


と言いますのも、屋上からスグのところに駅があって、頻繁に電車がやってくるので、鉄道好きの私はそのつど手が止まるんです…(汗)


ですから、相方さんにも再三注意されましたが、隙を見て記念写真をパチリ!





ちょうど、駅には古豪 5000系ジェットカー が停車中でしたので、感激で涙ちょちょぎれ…?




さて、下書きが完了しますと、塗料がはみ出さないように テーピング をします。





で、それが完了しますと、いきなり文字を書くのでは無くて、 シーラ という塗料を先に塗るんです。


これは屋上の形状が凸凹ですので、そのままでは塗料がはがれてしまうので、接着剤に似た作用のあるコレを先に塗った上に、正式に文字を入れるんですね。




さて、この時期ですので、先行の「シーラー」は速攻で乾きましたので、本チャンの塗料を塗っていきます。





ところで、後日は弊社の現場もあったので、完成した写真はありません。


ただ、当日は早朝に雨が降るぐずついた天候でしたが、お昼前頃から カンカンに晴れてきた んです…!


と言うことは…?




全く日陰の無い屋上でしたので、正に 熱したフライパンの上で仕事をしている 状態でしたし、ジッとしていても指先から汗がボトボト流れて、しまいには意識朦朧でフラフラになってしまいました。



まあ、そらそうですわな!


屋上の表面温度はゆうに 60度超え ですから、手を付いても膝を付いても軽い火傷…?  


いやはや、立っているだけで辛抱できないくらいに暑いんですよ!





なので、このような過酷な現場が続くのであれば、歳も歳なのでそれほど長く続けられない商売かも知れないと思いました…?


ほんまに、今年は暑いですわ!