私達の子供の時代には、今ほどモノが溢れていなかったので、 モノを大切に使うこと と教えられていた。


身のまわり品はもちろんだが、特に自転車や家電製品は何年も大切に使われていた時代であった。


そして、その中でも別格であったは 電話機 であって、これはだけには特製のカバーが掛けられていて、子供がおいそれと触ることすら御法度であった。


(イメージ)





しかし、使い捨ての時代が到来したことで、電話機もダイヤルからプッシュホンへ…


そして、自動車電話を経て「携帯電話」が登場し、今や スマートフォン ですら、早いサイクルで更新されている。




ところで、 ガラケー持ち の私からすれば全く興味が無いのだが、いよいよ iPhone6 が登場したようで、これを受けて前日から行列が出来ていたとニュースで伝えていた。


しかし、長く伸びはじめた行列とは裏腹に、傍らで作業する私達は悪戦苦闘していたのでした…





と言うことで、昨夜は大手看板屋さんのお手伝いで、大阪某所の夜間工事でした。


お題は、ガラスに貼ってある iPhone5 のポスター看板を、6に変更するというものです。


施工前の様子です。






閉店後の22時から作業を開始し、まずはシールの剥離(はくり)からはじめます。





剥離(はくり)後は、ガラスの洗浄するのですが、全長5m タテ3mの巨大なガラスですので、結構たいへんでした…(汗)






さて、店内はもちろん、外からも良く見える場所ですので、意匠は両面に表示します。


ただ、夜になると店内が明るくなるため、互いの意匠が透視しないように、各々の間に白と黒のカッティングシールをサンドします。


図で書くと、こんな感じですね!







つまり、同じ行程を4回繰り返して完了ということです。


で、タイムリミットは、朝6時!


ですから、 必死のパッチ で作業に没頭します。





最後の仕上げをしている、相方さんです。





できあがりました!



外からは、こんな感じです。






Good Job ですね!


しかし、無事に完了したのがギリギリ6時…

まさに、最後は這う這うの体(ほうほうのてい)でしたが、新商品などが発売される度に、こういった(私達のような)裏方さんが活躍しているのです。