夏休みなどを利用して大阪にお越しの方も多いと思うので、老婆心ながら 大阪観光案内 と題して、ウンチクを垂れてみようと思うが、USJにだけに来て「ハリーポッタ」を観て帰るだけの方は、この後を観ても意味が無いので退出願おう!


まず、JR線でお越しの方で 大阪より200km以上 離れていれば、乗車券に 大阪市内 と書いてありますが、これは大阪市内のどの駅でも降りれるという意味ですが、一度降りればそれで終わりと言うことです。


ですから、例えば新幹線を降りてもコレを手放さずに、最初の目的地までJRのみで移動する方がお得という訳です。







では、一般受けする無難なスポットのことつとして、 あべのハルカス へ行くまでをご紹介しましょう!


例えば新大阪からだと、東海道線で大阪駅へ向かい大阪環状線に乗り換えます。





最寄り駅は 天王寺 です。


ですから、2番のりばの電車(外回り)に乗車します。


また、編成の中央部より後ろ(特に後ろ2両)は、日中ですとほぼ100%着席できますし、10分ほど走ると右手の車窓から大阪城が見えますのでオススメです。





約20分で天王寺ですが、日本一高いビルの「あべのハルカス」は、改札口の前にあります。





地上遥か上空より俯瞰(ふかん)する大阪の街並みを堪能した後は、 大阪ミナミ へ足を伸ばしてみましょう!


大阪の街は梅田を中心にした「キタ」と、難波や心斎橋を中心にした「ミナミ」に大きく分けられますが、ミナミは庶民的で雑多なイメージが色濃く演出されているので、観光するのであれば東京に似た「キタ」よりも大阪らしい「ミナミ」をオススメします。


さて、移動は地下鉄で なんば を目指します。






「ハルカス」の前の道路の下に 御堂筋(みどうすじ)線 天王寺駅 がありますので、ここから乗車します。


さて、電車の2本に1本は天王寺始発ですので、待ってもこれに乗れば100%着席できます… と言いますか、わずかな時間でも移動の時に着席して体力を温存することは、以降の観光行程でのスムーズ度を大きく左右しますので重要です!


3つ目がなんば駅ですので、改札を出て地上にでると昭和初期につくられた「御堂筋」があります。






一方通行の車の流れとは逆方向に2~3分歩きますと、道頓堀の欄干に出ますが、ここに有名な グリコの看板 があります。




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安井道頓(やすい どうとん)という実在した人物が、遥か昔に大阪の発展のために自らの資金で完成させた掘(水路)なので、 道頓さんのお堀 → 道頓掘 となったと言われている歴史ある構造物であり、 水の都 大阪 を今に伝える代表的なスポットでもあります。



また、近年は水質も改善されただけでなく、水辺に遊歩道が出来たために、そぞろ歩きをオススメしますし、少し余裕があるのなら、ドンキホーテ前から発着する 道頓堀クルーズ (約20分/700円)を体験してみてください。



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1本ミナミの通りは、 くいだおれ で有名な通りですので、たこ焼きをばしめとした飲食店がひしめき合っています。



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調理する過程での雑多な匂いが入り混じった DEEPな空間 ですが、せっかく大阪に来たのだから、牛丼店などに入らずに是非とも「大阪の味」を体験してみてください!


たこ焼き、お好み焼き、うどん、ラーメン…


ネットでの評価が高く、通りに面して行列ができているから美味しいとは限らず、細い路地裏にあっても不味いとは言えません…






あえてオススメのお店は書きませんが、ロシアンルーレットのように、まずはいろいろと食べてみれば分かります!


美味しかった! 不味かった! 


と、五感を刺激するのは、まさに旅に出た時だけしか味わえない醍醐味であって、それがあるからこそ「大阪」という地が、あなたの思い出として残ると思うからです…


Bon Voyage !