幹線道路を走っていると イオン○○店まで3km という、大きな看板を目にしたことがあると思いますが、このような看板を 野立て看板 といいます。
さて、今回ご注文いただいたお客様は誘導目的では無く、お店の看板としてこの「野立て看板」をご希望されました。
施行風景をご紹介します。
まずは、土台となる鉄骨柱を埋め込む 穴 を掘ります!
もちろん、機械を用いればサクサクこなせますが、予算の兼ね合いもありますので、いつもの人力!
私ひとりで掘るのでございます!
鉄骨柱の位置に印をいれ、まずは 鬼棒 と呼ばれる鉄の棒で、ひたすら地面を突きまくり、ほじくります!
すると、ほど良く地面がほぐれてきますので、すかさずカニのように土を掴み取る かにスコ で掘り進んでいきます。
と、簡単に書いていますが、以前のブログに書いたように、手掘りですとコブシ大の石に当たるだけで、先には全く掘り進めないのです!
ですから、ドラマに出でくるように、スコップひとつで人が入れるほどの穴を掘ることは絶対にできませんね!(だから、ドラマなんですが…)
さて、穴掘りが完了しますと、本体の鉄骨柱を埋め込みます!
看板の大きさによって基礎の部分が変わってきますが、今回はそれほど大きくないので 簡易基礎 で対応します。
穴に棒を差し込んで、水平レベルがOKですと 生コン を投入します。
しかし、これとて「ミキサー車」は呼んでおりません!
人力ですね…(汗)
砂+セメント+バラストの適量を「一輪車」にぶちまけ、スコップで混ぜて水を入れ ひたすら練る、練る練~る…
この作業の繰り返しです。
まずは、第一弾!
鉄骨柱の立て方までが完成しましたが…
時すでに、スタミナ切れです…(汗)