先日は、久々の「書き文字」の現場が重なったので、書き文字名人の「K先生」に御登場願いました。


まずは、作業場の近くにある駐車場の区画の数字書きです。


アスファルトの小石を何度もていねいに掃除をしてから、書いていきます。






ネタ(塗料)は、アスファルトでも食いつきの良い専用の塗料を使用していますが、K先生は原稿も無く、ぶっつけで書いていきます。




大阪 堺・松原の看板屋 スマイルサイン奮戦記-K先生





一発では、透けてしまいますので、乾いては塗り…乾いては塗り…と3回重ねます。


できあがりです。




大阪 堺・松原の看板屋 スマイルサイン奮戦記-番号





午後からは、東大阪の自転車さんの壁面へ文字を入れます。←ここのところ、自転車屋さんの仕事ばかりである…(汗)




大阪 堺・松原の看板屋 スマイルサイン奮戦記-壁面





ふたりでかかれば、1時間あまりで完了です。




大阪 堺・松原の看板屋 スマイルサイン奮戦記-文字




ところで、いずれの面も平らではなく凸凹が激しいので、普通の刷毛ですと塗料が食いつかずボトボトと垂れてきます。



なので、のような毛の短い刷毛を使用して、ポンポンと押さえながら塗りこんでいきます。



大阪 堺・松原の看板屋 スマイルサイン奮戦記-刷毛




それにしても、今の看板屋で字の書ける職人さんはほとんど居なく、絶滅危惧種に指定されています。


もちろん、書く(描く)仕事がめったにないので仕方ありませんが、若手と言われるK先生ですら50歳代半ばです。


若い人材をもっともっと育てなければならないけれど、いわば3Kの仕事ですのでなかなか人材が集まりませんね…(汗)


難しいです!





それにしても、久々「書き文字」現場はテンションが上がりましたね…(笑)


まあ、イチから10までが全て手作業ですから!


達成感が全然違いますね(笑)