世は3連休と浮かれていたものの、私達のような個人事業者に定まった休みなどあろうはずもない…
ということで、昨日はお客様のご依頼があったので、近鉄南大阪線「河内天美駅」近くの現場で取付作業をしていました。 と言っても、私の作業場から車で5分ほどの距離しか離れていませんけど…。
さてさて、ちょうど昼時にさしかかったので、駅前で食事でもと考えたのだが…
河内天美駅は、バスロータリーのある東側は綺麗に区画整理されているものの、西側は迷路のような細い路地がつづら折れしている昭和のままの街並みである。
いかにも怪しい!
そこで、踏切を渡るとやはり「うどん、そば」と書かれた大きな看板が、「おいで~、おいで~」と手招きしているではないか…(汗)
単純明快でわかりやすい看板だが、やはり昭和の匂いがプンプンしている!
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店頭販売もしているようなので、通行人のふりをしてチラッと覗くと、門番役の売り子さん(初老の女性)と目が合ってしまい、いきなりレオナルド熊のように「らっしゃ~い!」
キタァァァァ~! まさに、アリ地獄… 引き込まれていく…(汗)
店内は、2人席×3以外は立ち食いで、照明は薄暗く手書きのメニューが壁にベタベタ…
一応エアコンは動いているものの、全く効いていないので半端なくむし暑い!
…ええ感じです!
さてさて、厨房の男性は、私が着席するやいなや、ドヤ顔で「大将! 何しまひょ?」と、問うてくる。
またまた、キタァァァァ~! まさに、昭和だ! 店頭と店内でW攻めを受けたためピクピクと痺れてきた…(汗)
えっと~?
お腹は減っていたが、財布の中身も減っていたので、大阪名物「炭水化物定食」の、かけそば+いなり寿司を注文する。
間髪入れずに「あいょ~ぅ!」と答えたかと思うと…
なななんと10秒で出てきた。
そして、食べようとすると「大将、ほな350円な!」と、これを運んできた門番が無造作に右手を出す…(やはり昭和だ!)
評価…
かけそばには、申し訳程度に刻んだあげさんが乗っているが、これなら天カス入れ放題の方が良いですな♪
だしは、カツオが効いた関西風で合格。 麺はこんなもんか? ただ、いなりの酢が回りすぎて少し酸っぱく、紅しょうがは刻みより大判の方が食べやすいですな。
まあ、雰囲気的には西九条駅(7/17のブログ)に近いものの、やはりトータルでは天王寺駅の牙城を崩すレベルには至っていないが、目の前に踏切であって頻繁に列車が走るので、雑多なロケーションに加えて、いかにも昭和的な雰囲気だけはトップレベルであろう。
かけ200円+いなり150円 3分で一気に無言で完食!
はてさて、食後に鏡を見ると汗ダラダラ…!
さらに、よくよく見ると…?
ベロ火傷してるし、歯にネギ挟まってるし、鼻水まで垂れているやんか…(汗)
いやはや、自分自身がイチバン昭和的であった。