メゾン タテルヨシノ大阪初出店
ミシュランガイドで星を獲得するフレンチの名店「タテルヨシノ」が、ANAクラウンプラザホテル大阪(大阪市北区堂島浜)の2Fにオープンしました。
DMG田村と古い付き合いの角本明氏が「メゾン タテルヨシノ」の責任者(ディレクター)に就任とのことで、先日レストランへと足を運んでまいりました。
タテルヨシノ(吉野建)氏は鹿児島県生まれ。1979年に渡仏し、名だたるレストランで修行を積んだのち独立、念願だったパリ8区に、「ステラマリス」を開店しました。それから16年間続いた「ステラマリス」は2013年に閉店となりますが、激戦区で長年にわたりお店を続けられたことはとても素晴らしいことであります。
現在は「レストラン タテルヨシノ銀座」(東京都中央区銀座)「タテルヨシノビズ」(東京都港区東新橋)の2店舗を運営、大阪の店舗「メゾンタテルヨシノ」は本年9月15日に開店となりました。
店内は白が基調で吹き抜けを席でぐるりと囲むような形になっています。
個室はフレンチ風の小部屋となっていて、照明は落ち着きのある雰囲気を演出しています。
ランチタイムにお伺いし、タテルヨシノ氏監修のフレンチをいただきました。シャンパーニュは「DEUTZ(ドゥーツ)」のタテルヨシノオリジナルラベル。セパージュはピノ系2種とシャルドネが均等にブレンドされ、フルーツのアロマと力強い泡を楽しめる一本です。
アミューズブーシュから始まり、2品目は田村の希望で作っていただいたフォアグラのシュルプリーズ。金の殻は飴でできています。
突然のお客様からのご要望でも、タテルヨシノでは「可能な限り、お客様の期待に応える」という理念を従業員が共有して持っているそうです。まさに、飲食業界のCRMと言えます。
以前、東京の汐留にあったタテルヨシノのレストランで出てきた「金の卵」の一品が忘れられず、そのことを角本氏に話したところ、特別に作って下さいました。スプーンで殻を軽く叩くと、中からフォアグラがでてきます。「シュルプリーズ」とは「サプライズ」の意味。とても嬉しいサプライズでした。
カサゴのロティやメインの仔ウサギのトゥールトはやわらかくジューシーで、パイをカットした時にお肉の部位が均等に入るように計算された独創的な一品でした。
最後はモヒートのデセール。
ミントの酸味とフルーツの甘さが絶妙でした。盛り付けや食材の作り方など一品一品楽しませてくれるタテルヨシノ氏のお料理はアイディアを感じさせるものばかりでした。
久しぶりに田村と再会した角本氏の細かいところまで行き届いた気遣いとホスピタリティの高さにも感動し、また必ず訪れたいと思いました。
(株)ダイレクトマーケティンググループ
広報担当 ウェブチャレンジ編集長
(株)コーデ 代表取締役
日本ソムリエ協会認定 ワインエキスパート
占部恵子









