杵築の美娘(みこ)ゼリー | Direct Marketing Business Challenge~ ダイレクトマーケティングビジネスチャレンジ~

杵築の美娘(みこ)ゼリー

大分空港から車で約30分。九州の小京都と言われている杵築(きつき)市は杵築城を中心に武家屋敷が並び、歴史を肌で感じる城下町です。



杵築を代表する農産物に「みかん」があります。なかでも杵築のハウスみかんは海辺の温暖な気候と高い栽培技術から全国ブランドとして長く人気を誇っています。近年では「デコポン」もギフトとしてもとても喜ばれているそうです。


そして今、杵築の柑橘で注目なのが「美娘(みこ)」。
温州みかんに清見、オレンジを掛け合わせた新しいオレンジは果汁が多く糖度と酸味のバランスが良いのが特長。


さらに特筆すべきはアニメキャラクターのようなネーミング。一度知ったら忘れないインパクトがあります。
「美娘(みこ)」とは、杵築の方言で「初々しい生娘、可愛らしい女の子」のことを「美娘(びこ)」と呼んでおり、そこから「みこ」と名付けられたそうです。
収穫時期は11月半ばから翌1月中旬ごろまで。


土作りからこだわり、また収穫時期が近づき水を切ることで糖度がグッと増し果汁たっぷりで濃縮された味わいの美娘は高級みかんとして全国へ出荷されています。


美娘を商品化した「美娘ゼリー」をいただき、さっそく食べてみました。



パッケージは収穫前の美娘をイメージさせる葉のグリーンがさわやかです。
一口食べてみてオレンジの味の濃さに驚きました。コンビニに置いているゼリーの中でも、ここまでジューシーで濃厚なゼリーは今まで食べたことがありません。


美娘は何とイメージキャラクターがいて、「美娘キャロライン佐藤」という名のかわいい女の子。大分出身の漫画家・松本夏実さんが作り上げたそうです。
「美娘キャロライン佐藤」をもっと活用し、美娘アイスや美娘ヨーグルト、美娘ジュースなどシリーズ化していくのも面白いかもしれません。ゼリーだけでは勿体ない気がしました。


また、地方の農産物はその土地の風土や季節、生産者によって大事に育てられ出荷されます。その過程が消費者に安心と信頼を与える材料になります。


年中手に入る商品ではなく、毎年収穫時期でしか手に入らない希少性をセールスポイントにしたブランディングは、消費者の購買意欲を高める肝になるのではと思います。


美娘ゼリー(6個入り/1650円)は8月下旬オープン予定の杵築市「希好杵築(きっとすききつき)ショッピングサイト」で購入できます。
ぜひ一度、ご賞味ください。




DMGは売上の一部を国際NGOジャパンプラットフォームに寄付しております。



(株)ダイレクトマーケティンググループ 

広報担当 ウェブチャレンジ編集長
(株)コーデ 代表取締役
日本ソムリエ協会認定 ワインエキスパート
占部恵子