安心院(あじむ)葡萄酒工房 2015樽開き | Direct Marketing Business Challenge~ ダイレクトマーケティングビジネスチャレンジ~

安心院(あじむ)葡萄酒工房 2015樽開き

大規模な大分県産ワインのイベント、「安心院葡萄酒工房2015 樽開き」が4月11日(土)、12日(日)の2日間開催されDMG社員が参加しました。





ブドウ生産者や取引先を招いて2014年秋に仕込んだ熟成途中のワインの出来栄えを披露・評価する「樽開き」。 当日は白ぶどうの「シャルドネ」と「メルロー」の2品種のワインが振る舞われました。
樽開きは安心院葡萄酒工房ができた翌年の2002年から行われており、今回で13回目とのこと。当日は一般の方も入場でき、ショップ内で試飲ができたり、テイスティング体験を行っていたり、県内外で活躍している方による音楽演奏を聴きながら樽抜きワイン等を味わうことができます。

安心院葡萄酒工房は、大分市内から1時間程の宇佐市安心院町にあります。
「いいちこ」や「西の関」でおなじみの三和酒類(株)が運営するワイナリーで、園内にはブドウ畑から醸造場、貯蔵庫、試飲ショップがあります。

昨年は冷夏で雨が多く、天候に恵まれなかったもののワインの方は「酸味がしっかりしたキレのある味仕上がった」という評価でした。


普段、なかなかみることがない醸造場。


大きな醸造タンクや樽があり、迫力がありました。 安心院ワインができるまでの工程パネルが掲示されていたり、「白ワイン」「赤ワイン」「スパークリングワイン」「ワイン充鎮工程」についての説明ビデオが設置されていたりと、誰にでも分かりやすい工夫がされていました。


貯蔵しているところは実際には見ることはできませんでしたが、当日はワイングラスについての講演や貯蔵庫内の通路ではグラスの展示がされており、とても綺麗なバカラのワイングラス等を見ることができました。



広大なブドウ畑は圧巻



また広場では音楽演奏などのイベントが行われており、地元産のハム(湯布院の燻家)や窯焼きピザ、ワインのグラス販売、アルコール0.9%を含んだブランデー風味のソフトクリームも販売されているなど、食事も楽しみながらゆったりとした時間を過ごすことができました





来場者は家族連れからシニアの方まで、幅広い年齢層の方が訪れていました。
ワインを楽しむのはもちろんですが、スタンプラリーでスタンプを集めた後、樽に入ったコルクを釣って豪華景品が当たるゲームもあり、子どもも楽しめるイベントがありました。



毎年開催し地元の方々に喜んでいただくことで、ワインの認知度だけではなく大分県全体の活性化にも繋がる素晴らしいイベントだと思いました。
 
また一例として、大阪にあるカタシモワイナリーでは、「たこ焼き」に合うスパークリングを商品開発し、大阪産のワインや大阪府のPRに貢献しています。
今ある正統派のワインに加えて、食とコラボしたワインの開発などもユニークで面白いのではないかと思いました。


安心院葡萄酒工房では、春は「樽開き」、秋の10月頃には「新酒祭」というのが開催されています。10月は気候もよい時期なので、湯布院や別府の温泉旅行に合わせて「新酒祭」にもぜひお立ち寄りください。






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(株)ダイレクトマーケティンググループ 
広報担当 ウェブチャレンジ編集長
(株)コーデ 代表取締役
日本ソムリエ協会認定 ワインエキスパート
占部恵子