日本の食材をアジアへ 太平洋SOGO台北「北海道美食展」
3月24日(火)~4月6日(月)にかけて、台湾の首都、台北市の百貨店「太平洋SOGO忠孝館」で「北海道美食展」が開催されました。
以前から、東南アジアに注目していたDMGでは「どのようにして食材を台湾へ持っていくのか?」「売れ筋は何なのか」を自分の目で確かめたいという目的で代表のDMG田村が訪台、視察しました。
美食展は年2回開催され、日本でも馴染みのある北海道の人気菓子「白い恋人」や六花亭の「マルセイバターサンド」などのスイーツ、海鮮では「利尻昆布」や「カニ」、日本の百貨店の催事でも大人気の各種海鮮弁当、そして札幌のラーメン店など北海道の魅力溢れる食材がズラリと並びました。


特に、海鮮のカニは大人気。
また、台湾では日本のラーメンブームの真っ只中ということもあり札幌のみそラーメンやしょうゆラーメンは大盛況でした。
北海道以外の地域からも参加があり、全国各地の食品に限らず工芸品などのブースが出店、日本の魅力を大いにアピールしていました。
2014年の外国人観光客は1,300万人。うち20%は台湾からのリピーターで、日本や日本食材に対する彼ら富裕層の注目度の高さは、香港に次ぎ別格です。富裕層を取り込むことで大きなビジネスになる可能性が生まれます。自治体にはぜひ注目していただきたい事例です。
美食展では日本の3~4倍の価格で各商品が売れており、滞在中、太平洋SOGOの担当者や、DMGと交流のある出展者、催事のコーディネーターの方とも情報交換をする事ができました。ビジネスとしての手ごたえを感じた視察となりました。
DMGはヤフー香港とタッグを組むヤマトグループと共に、日本の食材をアジアの消費者に提供する越境ECに注目、新しい事業として推進中です。
ヤマトグループでは、荷主から荷受人まで国際複合一貫輸送を行う運送業務及び、それに付随する業務を実施するフォワーディング事業を強化しており、香港・台湾・シンガポールなどで宅配事業を開始しています。
日本でとれた新鮮な果物や海産物が、翌日には台北や香港の消費者へ届く時代。今後ますます越境ECへの期待が高まりそうです。
DMGは売上の一部を国際NGOジャパンプラットフォームに寄付しております。
(株)ダイレクトマーケティンググループ
広報担当 ウェブチャレンジ編集長
(株)コーデ 代表取締役
日本ソムリエ協会認定 ワインエキスパート
占部恵子


