CRMのヒント「ソラシドエア」 | Direct Marketing Business Challenge~ ダイレクトマーケティングビジネスチャレンジ~

CRMのヒント「ソラシドエア」

ビジネスマンをはじめ、多くの人が利用する航空機。
航空会社は、キャンペーンや機内食の充実、記念品の寄贈など顧客の囲い込みに力を入れています。これらの情報はウェブサイトをはじめ、メールマガジンなどを通じて顧客に届きリピート利用を促しています。


今回はLCCの航空会社ソラシドエアのCRMについてご紹介します。
ソラシドエアは、スカイネットアジア航空(本社:宮崎市)のブランドネームで、大手に比べ格安な運賃とカラフルな機体デザインが特徴です。
ソラシドエアでは、WEBで「ソラシドクラブ」に顧客登録をすると、乗るたびにマイルがどれくらい貯まったのかメールマガジンが届くそうです。




化粧品ではファンケルが保有ポイントをメルマガに載せていますが、わざわざログインしなくても保有ポイントやマイルの状況がわかると、次も利用しようかという心境になります。


出発1週間前から発表される「カケコミWEB割」も出張が多いビジネスマンには好都合。株主優待券も他社より安いとのこと。その他、九州の有名観光地や九州で勢いのある企業を機内誌にて紹介しているそうです。


また、九州企業と開発した「あごだしスープ」が機内のドリンクサービスの中にあり、九州密着型の航空会社として、「食」と「観光」を大いにアピールしています。

ソラシドエアならではのサービスと、視覚的に訴えるマイル保有のメールマガジン。顧客との継続的な関係構築を図るソラシドエアのCRM活動は、他のLCCと比べインパクトがあり、地域密着型企業としてイメージアップにつながっているのではないでしょうか。






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広報担当 ウェブチャレンジ編集長
(株)コーデ 代表取締役
日本ソムリエ協会認定 ワインエキスパート
占部恵子