オーストラリア キャセグレインワイナリー
6月のシドニー滞在では、オーストラリアワインの新しい発見がたくさんありました。
今回ご紹介する「キャセグレイン」は、DMG田村の古い友人である落合氏が携わる、高品質なワインを造り続けているワイナリーです。
キャセグレインワイナリーは、シドニーより400キロ北上したポートマッコーリー市にあります。
ポートマッコーリーは、年間を通じて気候の安定した海洋性気候。オーナーでありワインメーカーの、ジョン・キャセグレイン氏は、1980年に「シャンブリセン」というぶどう品種を植え、ワイン造りをスタートしました。
シャンブリセンは、アメリカとフランスのぶどうを掛け合わせた品種。カビ等の病気に強く、ドライで果実味とタンニンのバランスのいいワインが出来るのが特徴です。
今回試飲したキャセグレインワインは、「エディションノワール スパークリング シャンブリセンNV」と「エディションノワール スパークリング シャルドネピノノワールNV」の2種類。
せっかくだからと、大阪北新地の銘店、寿し久保さんで、新鮮なネタの握りと一緒にいただきました。
シャンブリセン100%の赤いスパークリングワインは、食前酒として。
チェリーや赤い果実を感じさせるフルーティーな味わいは、ほど良く胃を刺激してくれて、ゆっくり食事をスタートさせる前の食前酒によく合っていました。
シャルドネ&ピノノワールのブレンドで造られたスパークリングワインは、お寿司と。パンやナッツのような香ばしい香りと複雑味溢れる味わい。シャリの旨みともマッチして美味しくいただきました。
キャセグレインはワイン生産地としての歴史のないポートマッコーリー市で、初めてシャンブリセンの栽培を手掛け、紆余曲折を経てそのブランドを確立しました。 そういった造り手の情熱やこだわりを感じて飲むワインは格別でした。
現在キャセグレインは、JR東海の新幹線内で飲むことができます。
また、誰よりもオーストラリアワインを愛する落合氏が、美味しいワインをご提供する通販サイト、「オーストラリアの元気ワイン」も、ぜひご利用ください。
http://www.australiawine.net.au/
(株)ダイレクトマーケティンググループ
広報担当 ウェブチャレンジ編集長
(株)コーデ 代表取締役
日本ソムリエ協会認定 ワインエキスパート
占部恵子




