九州大学ブランドビーフで作ったハヤシライス | Direct Marketing Business Challenge~ ダイレクトマーケティングビジネスチャレンジ~

九州大学ブランドビーフで作ったハヤシライス

以前ビジネスチャレンジでご紹介した九州大学のブランドビーフ「Qビーフ」を使った子供から大人まで喜んでいただけるハヤシライスを試食してみました。




Qビーフは九州大学が研究開発し、今までにない牛の生産システムで育てた安心・安全でヘルシーな牛肉です。 日本の黒毛和牛の飼育は海外から輸入する穀物飼料に頼り、BSEの問題・糞尿処理における環境への悪影響など多くの問題を抱えています。

しかし、Qビーフは特別に子牛の頃に草からの栄養吸収能力を高める体質を刷り込まれて育つので、通常は不可能である草食だけでの肥育が可能な純国産黒毛和牛です。

国内にある耕作放棄地等での放牧で育つので、狭い牛舎に閉じ込められることなくのびのびと育ち、どこで育った牛なのかも明確です。

その結果、黒毛和牛の赤身の美味しさと良質な脂肪酸やビタミンを持つ健康的な牛肉が生まれました。




特別のレシピで作られたハヤシライスはワインをたっぷり使った本格派。

赤身の肉は固いと思われがちですが、2日間赤ワインに浸すことでよりやわらかくなるそうです。さらにじっくりと煮込むとやわらかく旨味が出、ボリュームも満点のハヤシライスソースに仕上がっています。




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人参と玉ねぎは、煮込み用と炒め用に分けているのがポイント。煮込み用の野菜はお肉と一緒に原型がなくなるまで煮込み、旨みと甘みが増すように工夫されています。

炒めた野菜は見栄えと食感を残すために、最後に入れるそうです。




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子供でも美味しく食べられるよう酸味を抑え、甘みをだしています。隠し味はトマトケチャップ・トマトジュース・とんかつソース、そしてココアパウダー。ほどよい甘さと酸味、コクのある味に仕上がっています。




Qビーフの肉本来の旨みがしっかり出ていて、なおかつヘルシーな点は現在の健康志向にもマッチ。生活習慣病を気にする世代にも喜んでいただけるのではないでしょうか。




また、ハンバーグにこのハヤシライスソースをかけると、育ち盛りのお子さんも満足していただける一品になります。




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Qビーフ入りハヤシライスの商品化はこれからですが、甲子園カレーのように1箱に2パック入りだとお得感がありそう。


レトルトカレーは数えきれないほどありますが、安心・安全・健康に配慮し、肉の旨みを引き出したQビーフ入りハヤシライスは、他社との差別化も望め、消費者に継続して購入していただける商品だと感じます。






食空間コーディネーター

占部恵子