先日、写友が講師を務める写真グループの「写真展」が有りまして
見に行ってきました。
その折に仏像の写真を何枚か展示されている方の作品が有りまして、
家に帰ってからも何故か気になっていました。
で、雨あがった日に地図を調べて行ってみました。
郊外の山すそに名前を見つけ、初めての場所と言っても市内だからわかるだろうと
探すうちにみつけました。
展示されていた仏様の写真の数から想像すると、もう少し大きなお寺さんかと思ってましたが、割とこじんまりしたお堂でした。
ですが正面左右のガラス張りの中には(光って見えませんけど)立派な仁王像があり
真ん中ののぞき窓を覗いてみると、沢山の仏様がおられました。
真っ暗な堂内で、鉄格子の入ったのぞき窓の隙間からの撮影はなかなか大変。
取り敢えずわずかながらのお賽銭をあげて、「撮影させていただきます」と心の中でお願いしての撮影でした。
ISO感度を1600位にしたと思います。
やっと2枚撮りましたが左側の方はちょっと無理でした。
写真展の人は何か特別の観覧の時に撮られたのかもしれません、無人のお寺ですので
どなたかに聞くわけにもいきませんでしたが、8月の幾日かに「御開帳」の日が有ると
貼り紙が有りましたのでそんな日なのかもしれません。
お庭のお地蔵さんです。
この写真の左側の柵の中がお寺さんなんですが、なんでこの川の写真かと言いますと
実はこんなに小さな川ですが、国管轄の一級河川なんですね
それにちょっと驚きました。
静岡市の昭和49年7月7日には今に伝えられる「七夕豪雨」と言う大雨により
市内の多くの家々が水害に遭いました、私の家もその当時住んでいた家のすぐ裏まで水が来てすんでのところで免れた思い出が有ります。
それは兎も角 この川も暴れまして辺り一面が大被害、県が国の救助をえて整備したそうです、で、一級河川なんですね。
今はこのような住宅地になっていますが、ここが平地の最上部でこの上はもう山裾なんです、ちょっと道は細いですが静かな住宅地になりました。
大昔は 徳川家康公の庇護を得て大きな格式あるお寺だったそうですが、
今は地元の有志の方が一所懸命 保存をなさっているようです。
どこにでもいろんな歴史があるものですね。
写真展からとんだところまで話が弾んで長くなってしまいました。
最後までお付き合いありがとうございます。