本日もお疲れ様です。


だいぶ、日が落ちるのが早くなってきて、
少し肌寒くなってきたように思います。


そろそろ、長袖ジャージ1枚で
原付の運転は厳しい時期になってきました!


そろそろ防寒着の出番、、、
なんてこと言っていたら
今年の冬、乗り切れるのか心配や(泣)


さて今日は、今訪問させていただいている
利用者様の介護者であるお父さんお話です。


人としてすごいな〜って思うし、
理想の介護像やな〜なんて思うし、
自分の人と関わる時の態度を
考えさせられるような人格者の持ち主です。


これはあくまでも僕の捉え方です。
「理想」とか書いてますが、
本当に介護の関わり方なんて人それぞれです。


こんなの違うやろ!
と思う方は読み流して下さい。


まずは、お母さんの紹介から。

お母さんは、重度の認知症で、
調子がよいときは、
こちらに問いかけに対して、
端的なものであれば、
かろうじて答えることは可能で、
(例えば、疲れたねという問いかけに対し、うんと返答できるぐらい)
こちらのゆうことに対して、
短文であれば復唱できるレベルです。


逆に調子が悪いときは、
基本的に受け答えはできませんでした。
3ヶ月前までは。


そして、徘徊なんて日常茶飯事でした。


そんな3ヶ月前の出来事。


自宅のベランダに出ようとし、
ベランダから落ちて右肩を強打し、
右鎖骨を骨折。

元々杖または独歩で歩けていましたが、
ベッドでの臥床が続き、
車椅子への移乗が全介助に。


そして、食欲も無く、水分もあまりとれず、
栄養状態は悪くなり、
仙骨部と右肘頭に褥瘡が。


疼痛と廃用による筋力低下により、
活動意欲が低下し、
コミュニケーションも取れない状態に
なりました。


一方、お父さんはというと、
なんでも前向きに考え、
決して人のせいにしようとしない。

ましてや、ネガティブになってしまうようなことも、笑いに変えて、笑い飛ばすような、
そんなお父さんでした。


そして、なによりお母さんに
いつも話しかけていた。

昔のお母さんとの思い出話や、
苦労話、
普通やったら落ち込んでしまうような
エピソードも、面白おかしく話す。


この人、落語家か?

ってゆうぐらい話し続けたこともあった。


ただのおしゃべり好きなんやないんか?
って思うかもしれないけど、
愚痴なんかは一切言わない。

全てが前向き。


そして、お母さんのための
「最善」
を常に考えて、
こちらからの提案も良いと思えば、
素直に実行してくれる。


そうすることで、
徐々にお母さんに笑顔が生まれて、


水分も食事も摂れるようになり、


今では、立ち上がりの介助量が軽減し、
お父さん1人でも車椅子へ
移乗できるようになった。  

そして、若干だがお父さんの身なりを
指摘するようにもなった。

「お父さん、髭生えてるね」って。

さらに、こちらからの問いかけも
前にも増して、笑顔を見せてくれるようになった。


短期間でのこの変化に、

本当に素晴らしいな、って思った。


お父さんも年齢は決して若くない。
80代だ。
さらに、心疾患の手術歴もある。


毎日の介護でしんどくないはずはないが、


決して愚痴1つ言わない。


いつも笑顔で前向きでいる。

この人に悩みごとなんて
無いんやないか?

ってぐらい前向きだ。


僕のまわりをみて、
このようにエネルギッシュで前向きな方は、
そういない。


若い人も含めてそうだ。


それぐらい、笑顔でポジティブなお父さん。


自分も、お父さんのような
素直でポジティブな人間
でありたいと思えたし、

なにより、利用者にとって、
1番身内がポジティブであることが、

1番の特効薬であると改めて実感した。


しかし、なかなかお父さんのように、
介護に対して、
ポジティブになれる人って
数少ないと思う。


少しでも、家族が、身内が

「ポジティブ」
になれるよう、これからもたくさんの人を
支援していきたいと思ったし、


なにより、お父さんのように、

「常にポジティブであること」

を忘れずに、これからも生きていきたいと思った。