22日、IT専門調査企業であるインターナショナル データ社(IDC)が最新のフィリピンのスマートフォン市場に関するレポートを発表し、2023年のフィリピンにおけるスマホ出荷台数は前年比3.8%増の1690万台となり、3年ぶりに増加を記録したことが明らかになりました。
IDC によると、フィリピンのスマホ市場は2023年末のホリデーシーズンに向かって逞しく復活してきたとのことで、特に100ドル以下の低価格帯の製品がスマホ市場を力強く牽引したとの見解を示しています。
ブランド別シェアでは、中国のトランシオン社(伝音科技社)が全体の34.2%を占めて首位の座を獲得し、続いてOPPOのサブブランドと位置づけられるrealmeの15.9%、3位はOPPOの12.2%、4位はVivoの11.3%、5位は中国のXiaomiの9.8%と続き、中国製品が上位5ブランド全てを占めた格好となりました。