17日、日本政府観光局が2023年12月及び通年の訪日外客数推計値を発表し、2023年のフィリピンからの訪日外客数は62万2300人を記録し、新型コロナ禍であった前年比から390.6%増加、新型コロナ禍以前の2019年と比較しても1.5%増加したことが明らかになりました。
ASEAN加盟国ではタイの99万5500人に次いで2番目に多かったとのことで、シンガポールの59万1300を上回る人数となっています。
原油価格高騰の影響による航空券の価格上昇の懸念があるものの、フィリピン~日本の直行便数が2019年の水準近くまで回復していることや、観光やレジャー目的での訪日需要の高まりなどの影響もあり、フィリピンからの訪日外客数は今後さらに増加すると見られています。