フィリピン経済区庁(PEZA)は、2023年7月の投資案件に関する発表を行い、新たに認可を受けた件数は15件で、投資認可額の合計は165億7800万ペソとなったことを明らかにしました。
これらの新規投資案件の認可により、PEZAによる2023年7カ月間の投資認可額は前年同期比332%増となる971億6000万ペソへと急増、今年の政府目標である1600億ペソを射程圏内にとらえつつ、前年比2.1倍の3000億ペソに達する可能性もあるとの見方がなされている状況となっています。
また、PEZAでは地方の経済発展を促進するために毎年少なくとも30のエコゾーンを設立するという目標も掲げており、7月にはナガ市カロライナのナガシティ工業団地、バコロド市マンダラガンのマンダラガンITセンター、ドゥマゲティ市ピアピのマリーナタウン・ドゥマゲティITセンターの3つの経済特区が新たに設立されることになりました。