28日、フィリピン大統領府が発表を行い、マルコス大統領のマレーシア訪問によってマレーシア鉄道大手ハルタスマ社からフィリピン複合企業メトロ・パシフィック・インベストメント社の鉄道事業に関する30億ドルの投資合意、及び、マレーシアの複数企業から酪農、食品加工、電子政府化のためのデジタルプラットフォーム、航空、物流、上下水道整備など各分野で2億8500万ドルの投資意思表明を取り付けたことが明らかになりました。
フィリピン政府代表団はマレーシアの大手企業と個別に会合を持ち、5社と取引意向書(LOI)を締結、訪問団に参加したパスクアル貿易産業相は「企業投資は長期的なものであり、綿密な調査・計画、法的手続きが必要だということを理解しなくてはならないが、締結したLOIは数カ月以内に具体化できると思う」との見通しを示しています。