20日、フィリピンのコンビニエンスストア最大手のフィリピン・セブンイレブン社が年次株主総会を開催し、ホセ・ビクター・パテル社長兼最高経営責任者(CEO)がインタビューで、「2022年は過去最高益を更新したが、2023年は引き続き記録的な年になるであろう」との声明を出しました。
近年急成長を続けてきたセブンイレブンは新型コロナ禍の影響で、2020年、2021年と2年連続で赤字決算となったものの、防疫規制が緩和された2022年の業績は急回復を遂げ、純利益は20億5700万ペソに達し、3年ぶりの黒字に回復するばかりでなく過去最高益を大幅更新、店舗数も320店増加し、業界断トツの3393店に達しました。
2023年もセブンイレブンの業績は大幅続伸基調となり、第1四半期のグループ総売上高は前年同期比35.5%増の184億ペソ、営業収入は36.3%増の175億ペソ、営業利益は89.5%増の8億5370万ペソ、そして純利益は165%増の5億2760万ペソと大幅増収増益を記録しており、収益ともに新型コロナパンデミック前の水準を大幅に上回る格好となっています。