急にふと思い出した。


おじいちゃんの納棺の日。
その時までにお兄ちゃんが間に合うか間に合わないかギリギリだった。
なんとか間に合って、静けさの中、お兄ちゃんが「おじちゃん!!」って叫びながら走って家に入ってきた。
「大丈夫だよ、まだおじちゃん見れるよ。」って。


おじいちゃんを納めて「では、男性の方、棺を持って運んでくれますか?」ってなったとき、
まだ5歳だった甥っ子も一緒になって棺を持って運んでくれた。
持ってるなんて言えない、ただ下の方を支えてるっていうか、触れてるって言うか。
それだけだったけど、小さい甥っ子が「男性の方」って言われて
自分も持たなきゃって思って自ら進んで持って、
役割を果たそうとしてくれてる姿が可愛かったし、頼もしかった。


葬儀会社にお願いして、おじいちゃんを車で運んでもらって…
その瞬間、甥っ子が大泣きし始めて。
ずっと我慢してたんだけど、抑え切れない感じで泣き出した。


きっと、甥っ子からしたらおじいちゃんの思い出なんてほとんどないと思うんだ。


そのときのみんなの雰囲気に対してなのか
おじいちゃんが亡くなってしまった悲しさからなのか
自分のお父さん(お兄ちゃん)が泣いている姿を見たからなのか


なんで泣いたのか理由は分からないけれど。


なんかこの日の甥っ子は、いつにも増して愛しく感じました。
きっとおじいちゃんも嬉しかったよ。